2010年05月19日18:09 カテゴリITメディア 「自炊」でできる電子書籍 10年ほど前、Napsterというソフトウェアが世界のレコード会社を震撼させた。CDをハードディスクにコピーして世界中に送れるP2Pソフトの先駆けだった。同じようなことが、いま書籍の世界で起きようとしている。 富士通のスキャンスナップは、100万台を超えるヒット商品となった。ある大学の授業で「この中でスキャンスナップで『自炊』している人は?」と質問したら、誰も手を挙げなかったが、半数ぐらいの学生がニヤニヤしていた。ウェブで検索すると、少年ジャンプなどは毎号、丸ごとzipファイルになって流通している。大学のLANでもこの種のファイルが大量に流通しているようだ。 もちろんスキャンスナップ自体は違法ではない。自分の買ったマンガを裁断してスキャンする「自炊」も合法である。会社の資料や自宅の本をスキャンして紙を捨てれば
4/9日、待ちに待ったiPadがやってきました。税関で止められたり、色々とやきもきしたのですが、なんとか無事到着。 32Gと64Gを一台ずつ。3G版は買うか思案中。GPS機能が重要なので、買ってしまうかもしれませんが……。 二台買いました。自分の64Gとコンドリさん(Twitter: @yukaly)の32G。 起動! で、開封。包装は極めてシンプル。パソコンと違って、ディスクもないし、マニュアルも本当に申し訳程度の薄い冊子だけ。ネットに、2歳くらいの子供に何も教えずホイとiPadを渡したら1分とたたないうちに、タッチパネルにどう触れると画面がどう動くのかという基本ルールを覚えて操作できるようになる動画がいくつもあがっていますが、本当に憶えることはほとんどありません。 マニュアルはシンプル。 iPhoneやiPadを触って、コンピュータは、本来これくらいシンプルに設計されるべきだった、と強
今回の「青少年健全育成条例改正」について、非常に問題の多い内容でびっくりしました。こんな条例が今まさに成立しようとしている事すら、数日前まで知りませんでした。どのようなものかは、こちらのまとめサイトを御覧下さい。こちらのページの記事を読むと、今回の条例がどのように危険で間違っているかが分かると思います。 簡単に言うと、実在しない、物語の中の登場人物に対して、未成年どころか明確に成人しているキャラクターでも、主観で未成年に見えるような気がするならアウト、という点をはじめ、多くの点で憲法違反のとんでもない条例です。子供が読む本の話じゃないですよ。一般向けの書物、アニメ、ゲーム、創作物全て含めた話です。作中に青少年の性を扱う場面が僅かでもあればアウト。しかも単純所持の禁止まで含まれています。 ちょっと常軌を逸していて、こんな法案通るわけない、と思われそうですが、このままだと確実に成立してしまいそ
東京都が都議会に提出した「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年育成条例)の改正案をめぐり、ネット上では内容を危惧する声が高まっている。アニメや漫画などに登場する18歳未満のキャラクターも「非実在青少年」と定義し、内容によって不健全図書指定も可能になっているなど、従来から踏み込んだ内容になっている。議会での審議は近づいており、ネットではアクションが広がっている。 「青少年を性の対象にすること」を否定する条例 各都道府県で制定された青少年育成条例はこれまで、「青少年の健全な人格形成に対して有害」だと判断した雑誌や書籍などを「有害図書」(都は「不健全図書」)指定し、包装状態での販売や販売コーナーの隔離などを義務付けてきた。 都の改正案のポイントは、「青少年の健全な育成」に対する考え方の拡大だ。改正案では、18歳未満の青少年が性的対象として扱われている書籍や映画などを「青少年性的視覚描写
とうとうコーエーが、伝説の名作『北斗の拳』を「北斗無双」としてゲーム化し、今年の三月には発売する意思を明らかにしました!しかも、使えるキャラはケンシロウやラオウのみならず、ユリア、バット、リン、ハート様(?!)までいるのだとの事。個人的には、ハート様はあの肉を活かした技も入れて欲しいところ。 どうも、このソフトの為にPS3を買おうかどうか迷っているあんこです。 今回再現する漫画料理は、『美味しんぼ』にて山岡さんが「日本人に生まれてよかった!」と感じさせる夜食として作った“山岡流夜食うどん”です! これはある夜、残業でクタクタになった山岡さんが外でパパッと買い物をしてきて、会社の給湯室(山岡さん曰く「食べ物の記事の為に改造した」)でチャチャッと作ったうどんで、早くて安くておいしいと三拍子そろった山岡さん特製の夜食です。後に、この夜食がある意味きっかけとなって文化部名物・食べ物自慢大会の番外編
漫画家の佐藤秀峰さんがこのほど、自らのWebサイト「佐藤秀峰 on Web」で「新ブラックジャックによろしく」など漫画の有料配信をスタートした。佐藤さんのブログによると、初日だけで10万円の売り上げがあったという。 佐藤さんは9月7日に、「新ブラックジャックによろしく」「ブラックジャックによろしく」「特攻の島」などの有料配信を、新作30円、旧作10円でスタート。10万円という初日売り上げについては、「初日でしたので、ご祝儀という意味もあるかもしれませんし、このペースがずっと続くかどうかは分かりませんが、ひとまずというか、今の所、まったく利益がでないという状況は回避できそうです」とつづっている。 今後は、作品の検索をしやすくした上で、ほかの漫画家にもシステムを利用してもらいたいとしている。 関連記事 「新ブラックジャックによろしく」、新作30円、旧作10円で作者サイトから配信 「新ブラックジ
これから紹介する話は、ごく最近、知人のA君と俺が交わした会話をまとめたものです。登場する人物名はすべてアルファベット表記(イニシャルとは限りません)ないしは記号表記にし、意図的にぼかしている記述がありますが、話の大意はこの通りで、特に金額の数字についてはA君の発言のままにしてあります。 A君は俺と同世代ですが、学生時代にライターデビューし、現在は小さい編集プロダクションの営業と経営に徹しています。社員は社長であるA君と、奥さんのみ。しかし、最近まで常時3~40人のライター・エディター・デザイナー(すべてフリー)を抱えていて、A君が営業をかけて出版社からもらってきたムックや単行本の仕事を、その都度自分の抱えるフリーから4~5人選んでチームを組んで、丸々一冊を1~3ヶ月かけて編集・制作していました。こうした請負仕事(その中にはA君の企画もあります)を彼の会社では常時、8~10冊は抱えていたので
ドラえもん誕生日の9月3日、Google日本版トップページのロゴがドラえもん仕様になっている。 ドラえもんは、2112年9月3日に生まれたという設定だ。ロゴでは、Googleの「g」の位置にスモールライトを持ったドラえもんが描かれており、ほかの文字にはタケコプターやどこでもドアなど「ひみつ道具」があしらわれている。 関連記事 Googleロゴの文字がクレーターに アポロ11号月面着陸40周年 アポロ11号による人類初の月面着陸から40周年を迎えるのを記念し、Googleロゴが月のクレーター型になっている。 テトリス25周年でGoogleロゴもテトリス風に 6月6日にTetrisが25周年を迎えたのに合わせ、GoogleのロゴがTetris風デザインになった。 グーグルの「七夕ロゴ」ができるまで Google日本法人が今年の七夕に使ったロゴができるまでの「七転八倒」をブログで明かした。 関連
「出版界、このままでは崩壊する」――ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを電子書籍化:おもしろさは誰のものか(1/2 ページ) 「このままでは出版業界は崩壊する」――そんな危機感から、1つの電子書籍販売サイトが生まれた。絶版本を電子書籍で“復活”させる「ダイナミックアーク」だ。開設したのは、漫画家・永井豪さんの版権管理・マネージメント会社のダイナミックプロダクション。新刊書籍が量産されてはすぐに絶版になるという出版界の負の連鎖に、一石を投じたいという。 ダイナミックアークでは、1冊315円で、絶版ライトノベルやSFを販売。一度購入すれば、いつまででも、何度でも読める。「売ったら終わり」ではなく、作家が作品を改訂することもあるという。出版社を通さず、作家と直接交渉してコンテンツを集めた。 ネット時代の出版のあり方を探るためのテストケースにしたいという。「急速に変化するITの世界について行くため
「ニコニコ動画」や「pixiv」が流行し、素人の作った動画やイラストをネット上で目にする機会が増えてきた。リアルな作品発表の場としては、同人誌即売会が盛り上がっている。そんな状況を取材しながら記者は思った。「同人誌を作ってみたい」と。 「みんながやってるんだから、自分にもできるような気がする」――同人人口は増え続けており、コミケには3日間で50万人が訪れると聞く。なんだか楽しそうではないか。軽い気持ちで記者は、同人誌を作ろうと決めた。 制作に参加してくれた仲間は4人。編集者で、学生時代に同人誌を作った経験のある岡田育さん、歌人でフリーライターの西川留美さん、小説家になりたいという、ロケットスタート社長の古川健介さん、高校時代の同級生のA子さんだ。 制作は、五里霧中で始まった。岡田育さん以外は同人活動はほぼ初めて。記者は高校時代に漫画研究部部長だったにも関わらず漫画制作経験は一度もないという
まあ、すごい、というか、うまく言えないが。ネガコメっていう低次元な話ではないのはたしか。 ⇒「 赤塚不二夫のことを書いたのだ!!: 武居 俊樹: 本」 最低な本です, 2005/10/20 By バカボンファン - レビューをすべて見る この本は、赤塚不二夫のことが知りたくて購入したが、読み終えたあとは不快感しか残らなかった。結局自分のことが書いてあるだげた。赤塚不二夫は紛れもない天才だが、天才がペンをとらなくなった後もこうして、それをネタにして、搾り取る類の人間だ。読んだあとは、すぐ捨てました。 ⇒「 赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫 た 66-1): 武居 俊樹: 本」 マンガ家の骨までしゃぶる編集者!, 2007/9/29 By 純丘 曜彰 - レビューをすべて見る ある意味、ほめ言葉だよ。だけど、当時、『少年フライデー』も『レッツラゴン』も、ひどくつまんなかったぜ。あん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く