攻撃にはGoogleやMicrosoftのサービスを駆使し、日本のWebサーバも利用されていたという。 セキュリティ企業のPalo Alto Networksは11月28日、「UBoatRAT」と呼ばれる新手のマルウェアを使った攻撃が東アジアで確認されたと伝えた。攻撃にはGoogleやMicrosoftのサービスを駆使し、日本のWebサーバも利用されていたという。 Palo Alto Networksによると、UBoatRATはシステムに潜伏してバックドアを仕掛ける「Remote Access Trojan(RAT=リモートアクセス型のトロイの木馬)」に分類されるマルウェア。最初のバージョンが2017年3月に発見された時点では、香港のブログサービスと、改ざんされた日本のWebサーバを使う単純な仕組みを実装していた。 6月には新機能を搭載した更新版が公開され、9月に発見された最新バージョンで