言葉狩りに関するyanma_4のブックマーク (2)

  • 『真逆』という言葉について

    最近、あちこちで、「正反対」という意味で「真逆」という言葉を目にする。仕事柄かもしれないが、主にライトノベル周りで、よく目にする気がする。 手元の辞書を引く限り「真逆」は、「まさか」と読み、「まさか、そんなことはないだろう」などの、否定的な推測を意味する。 どこから正反対の意味が出てきたのかと用法を追ってゆくと、どうやら「月姫」のネロ教授のセリフに由来するようだ。抜粋するとこう。 「異端同士、趣味が合うというわけかしら」 「真逆。異端は孤立するが故に異端だ」 ここでは、多分、作者は「正反対」の意味では使っていない。「まさか」と読んでも十分に意味は通じる。 ただし、「まさか」という読みを知らなければ、文脈的、あと字の意味から「その正反対だ」という意味にも取れる。「月姫」では、独特の造語が多く用いられるので、読者が「真逆」を、そうした造語と取り、今に至った可能性がある。 新しい言葉が生まれるの

    『真逆』という言葉について
  • させていただく - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20080909 店とかに日はお休みさせていただきますとかいう貼り紙が出ていると、ついつい俺はそんなこと頼んだ憶えはないぞとかそんなこと命令していないとか思ってしまう。とにかく不快な日語の言い回しではある。 このさせていただきますというのは元々近江の言い方で、江戸時代に近江商人が全国展開するとともに広まった。させていただきますならば、させてやる主体が存在する筈だが、近江商人たちは浄土真宗の篤信者だったので、阿弥陀如来にさせていただきますということだったのだが、やがて阿弥陀如来はどっかに行って、させていただきますという責任回避の言い回しだけが残った。どっかでこのようなことを読んだ記憶があるが、出典は思い出せない。 勿論、自己決定の重み、自己責任の重みが耐え難いというのは理解できる。そのために様々な文化的仕掛けがあるわけだが

    させていただく - Living, Loving, Thinking, Again
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