研究会用のレジュメとして、クスカワ『自然の書物を描く』の「第10章 人間の身体の正準」をまとめました。前章では『人体の構造に関する七つの本』より前に行われた議論が中心でしたが、本章はヴェサリウスの主著である『人体の構造に関する七つの本』を中心に、出版の背景、さらには、ヴェサリウスが本書にこめたねらいなどを、ここでもやはり図像の役割に着目し、説明しています。 なお、読書会の詳細は下記リンクを。相変わらずドタ参は大歓迎です。 http://d.hatena.ne.jp/hskomaba/20120621/1340259770 Sachiko Kusukawa, "The canon of the human body: Vesalius's De humani corporis fabrica," Picturing the Book of Nature: Image, Text, and A