先史・古代[編集] 日本初の戸口調査は『日本書紀』によれば崇神天皇十二年三月に行われたとされるが、記述に後世の律令時代の影響が見られる[8]。 7世紀には全国戸籍「庚午年籍」や「庚寅年籍」が作成され、この制度は平安時代初期まで続いていた。 現代の歴史人口学研究の推定では、日本の人口は奈良時代には500万~700万人程度[9]。 中世・近世[編集] 11世紀以降の荘園経済の時代は調査が行われなくなり資料が乏しい[9]。 1000万人を越えたのは中世後期、早くとも15世紀以降と考えられている。 1600年(慶長5年)頃に1200万か1800万人程度[9]。 江戸時代に入ると宗門人別改帳制度が成立した。本格的な全国人口調査が始まったのは18世紀の江戸幕府・徳川吉宗時代からである。 江戸時代前半の17世紀に急増し、18世紀から19世紀は3000万人前後で安定化した。 近代[編集] 開国後に日本の人