「結婚しないと幸せになれない」「結婚してようやく一人前」という既成概念は、現代でも多くの人に根強く残っている。その裏で、50歳時未婚率(※1)は増加の一途をたどり、結婚をしない人やみずから選んで“非婚”でいる人は、もはや珍しくないのだ。日本の結婚の現状や「結婚と幸せ」の関係を踏まえ、人生を豊かにするために大切なことを、独身研究家の荒川和久さんに伺った。 「結婚すれば幸せになれる」という考え方は幻想だと、荒川さんは言う。“自分自身の幸せ”は、状態や他者の意見の中にあるわけではない。結婚しなければ、必ずしも不幸になるものでもない。 50歳時未婚率が増え続け、独身者や単身者向けの市場も活況な今、結婚をしないことのデメリットはほとんどない。2040年には独身者が5割近くになるという推計(※2)もあり、「選択的非婚者(みずからの意思で結婚しないことを選んだ人)」も、じわじわとその数を増している。 と
ども、皆さん、アニメ『リコリス・リコイル』観ています? めちゃくちゃ面白いですね! 後世に残る名作かといったら必ずしもそうとはいえないと思うのだけれど、少なくとも「いま」、このときにリアルタイムで見る作品としては破格に面白い。 一方でいったいこの面白さの正体は何なのだろうと考えてみてもうまく言語化できないわけで、何かこう、隔靴掻痒のもどかしさを感じないでもない。第一話を観た時点で直観的に「これは新しい!」と思ったのだけれど、その「新しさ」を言葉にしようとするとうまくいかない。 そこで、以下ではなるべくていねいに『リコリコ』の「面白さ」と「新しさ」を的確な言葉に置き換えていきたいと思う。読んでね。 さて、まず、いま人気絶頂の『リコリコ』についていえることは、これが何か非常に「不穏」なものを秘めた作品だということです。 一見すると現代日本と同じように平和な社会を舞台にしているようで、そこでは「
安倍晋三元首相が銃撃されてからおよそ1ヵ月が経った。容疑者・山上徹也の犯行動機や彼が抱えていた屈折については、供述内容などから断片的に伝わってきてはいるが、まとまった像はなかなか見えてこない。 以下では、成蹊大学の伊藤昌亮教授が、山上容疑者のものとされるツイートを定性的・定量的な手法で分析、容疑者が持っていた独特の政治的傾向を探った(文中敬称略)。 調査の概略 本論では、安倍晋三元首相銃撃事件を起こした山上徹也容疑者のものとされるツイートの分析から、その政治的傾向を探ってみたい。彼はどんな立場から何を見、何に憤り、自らが生きる政治的世界をどう捉えていたのだろうか。 まず調査の概略を記しておこう。対象としたのは、Togetterにアーカイブされている彼自身のすべてのツイート、1147件だ。リツイートは含まず、引用リツイートについては当人のコメント部分だけを含むものとした。 それらを対象に、「
Value Object(値オブジェクト)は3種類あった Value Object(値オブジェクト) の意義と使い所がわからなかった。そこで調べてみたらなんと3種類あった。面白かったのでその調査過程を紹介する。 なお、現在では DDD の意味での Value Object がメインであること、またこれは自転車置き場の議論であり、DDD Quickly の Value Object の章を読む方が有意義であることを先に記しておく。 1. Data Transfer Object 1つ目は、Data Transfer Object(DTO)の意味だ。これは PoEAA に少しだけだけ出てくる。かつてのJava界隈の一部では(?)DTOのことを Value Object と呼んでいた。だが、現代では Value Object と DTO は別物として定着している。PoEAA は2000年代前半に
皆さんこんにちは。今回は、2022年7月25発売の『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』を読み終わったので、書評という形で感想と紹介を述べたいと思います。筆者はもともと技術書を読まず「ネットでいいやん」派だったのですが、このたびTypeScript入門書を出版したこともあり、それを過去の話として葬り去るべく技術書を読んでいくことにしました。せっかくなので、読んだ技術書の感想等を紹介します。 おことわり: この記事では、「筆者」とはこの書評を書いた人を指し、『TypeScriptとReact/Next.jsでつくる 実践Webアプリケーション開発』を書いた人たちのことは「著者ら」と呼びます。また、この記事の内容はすべて筆者の個人的な見解であり、本の内容や本を読んで得られる知識について何らかの保証をするものではありません。 筆者について筆者
ブラッド・ピットさん主演のハリウッド映画、 「ブレット・トレイン」が今月5日から米国で公開が始まりました。 原作は伊坂幸太郎さんの小説「マリアビートル」で、舞台は日本。 東京発・京都行の新幹線に乗り合わせた10人の殺し屋たちが、 死闘を繰り広げるアクション・スリラー映画なのですが、 コメディ要素も詰まった仕上がりになっているそうです。 日本では9月1日より上映開始。 週末の北米映画興行収入ランキングでは、 初登場1位を記録するなど人気を博している一方で、 「日本が舞台なのに日本人の役者が少な過ぎる」 という批判が批評家などから寄せられている事を、 「ニューズウィーク」など多くの現地メディアが、 米国での公開にあわせて一斉に伝えています。 日本が舞台の映画には日本人役者がメインとなるべきなのか。 外国人からは様々な反応が寄せられていました。 その一部をご紹介しますので、ごらんください。 「日
私立中学受験を考えている親にこれだけは言いたい。 超難関校以外のお買い得学校を見つけるコツ。 1 学校のネームバリューではなく教師の質を見ろ →学校説明会ではなく公開授業や授業見学会に行け。 2求人サイトで年がら年中教員募集をしている学校は危険 →非常勤ばかりの可能性が高い。働き方がブラックだと教員の質も授業の質も低い。会社と一緒だ。絶対に確認しろ。 3学校ホームページがふるめかしい学校は危険 →ITに疎い時代錯誤の教師が多い可能性が高い。 ちなみにそこそこの中堅校でもこれはちょっと危険。時代はITだ。見てわかりやすいものになっているか、デザインは今風かも確認必須。 4特色のある教育はノウハウがあるものに目を向けろ →新しい取り組みばかりに目が行きがちだが、トレンドを追いかけただけの客寄せパンダの役割をしていることも多かった。その場合はその教育に携わっている先生も付け焼き刃だったりすること
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く