ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (13)

  • BLANKEY JET CITY浅井健一、不良のリリシズム――ベンジーのヤバい歌詞3選を小説家・奥野紗世子が綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

    BLANKEY JET CITYの全曲サブスク解禁と全オリジナルアルバムのアナログレコード再発が発表され、大きな話題になっている。浅井健一(ボーカル/ギター)、照井利幸(ベース)、中村達也(ドラムス)からなる伝説的なトリオは、もちろん演奏やロックサウンドこそが魅力だが、浅井による独特な歌詞世界に惹かれる者も多いはず。今回は、そんな浅井がブランキー時代に書いた歌詞に注目。小説家・奥野紗世子が3曲を選び、それぞれについて綴った。 *Mikiki編集部 やっぱり不良に憧れます。年々不良への憧れが強くなっています。もちろんTelegramで隠語を使って薬物のやり取りをしたりしないタイプの不良。 2024年にBLANKEY JET CITYを聴くことでしか得ることのできないものって、そういうもう失われつつある不良性、〈トッポさ〉(ググってください)みたいなもので……、なんか、身も蓋もなく言えば、映画

    BLANKEY JET CITY浅井健一、不良のリリシズム――ベンジーのヤバい歌詞3選を小説家・奥野紗世子が綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2024/07/19
  • ビヨンセ基準の人生――タワレコ渋谷店サイン会に駆けつけたガチファンBEYONCE JPNが愛と感動を語り尽くす | Mikiki by TOWER RECORDS

    ビヨンセのサイン会……? 2024年3月29日、日のビヨンセファン、R&Bファン、音楽ファンはその現実感のない言葉に釘付けとなった。ビヨンセが新作アルバム『COWBOY CARTER』のリリース日、突如来日してタワーレコード渋谷店にてサイン会を行ったのだ。 サイン会ではビヨンセの真摯な対応も話題となったが、参加したファンがSNSで発信する姿にも注目が集まった。中でもX(旧Twitter)で大きなバズを巻き起こしたのが、仕事の予定を変更してサイン会に駆け付けたBEYONCE JPNさんだ。その当日の一連の投稿には、熱心なファンの興奮が詰まっていた。そこで今回はその喜びを分かち合うべく、BEYONCE JPNさんに取材を依頼。サイン会の様子やビヨンセの魅力を聞いた。 〈やったるで!〉なディーバマインドに共感 ――ビヨンセを好きになったきっかけはどういうものでしたか? 「ビヨンセをちゃんと認識

    ビヨンセ基準の人生――タワレコ渋谷店サイン会に駆けつけたガチファンBEYONCE JPNが愛と感動を語り尽くす | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2024/04/10
    “恋愛ソングではない〈やってやるぞ!〉というマインドの歌詞に共感。アメリカにライブ見に行ってもやっと肉眼で数センチでしか会えない人だった。信仰対象なので。神に民衆が手を伸ばしている宗教画の状態”
  • 日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS

    長期的に続くシティポップの再評価の〈次〉としてインターネットの音楽オタクやレコードディガーの間でじわじわと注目を集めているのが、日産のフュージョンだ。70~80年代に国内の音楽シーンを席巻し、根強い人気を誇り、現在も現役プレイヤーが多数活躍するJフュージョン。人脈的にもシティポップと重なるこのジャンルへ、熱い視線が国際的に注がれている理由とは? 著書『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす 「再文脈化」の音楽受容史』に続いて、柴崎祐二がJフュージョンのリバイバルを検証した。 なお文で触れられた菊池ひみこ、NORIKI、堀井勝美PROJECTらによるJフュージョンの重要作は、再発CDがタワーレコード限定で多数販売中。この機会にぜひチェックしてほしい。 *Mikiki編集部 YouTubeで数百万回再生される高中正義や菊池ひみこ 今、日のフュージョンが熱い。〈え!? あの、デジタルシ

    日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2024/02/05
  • 【はっぴいえんどを松本隆と鈴木茂が語る】第1回 日本語でロックをやるための教科書も参考書もなかった | Mikiki by TOWER RECORDS

    はっぴいえんど。メンバーは細野晴臣、大滝詠一、松隆、鈴木茂の4人。説明するまでもなく、日語ロックの礎を築いた邦ポップミュージック史における最重要バンドだ。 そのはっぴいえんどが残した『はっぴいえんど』(70年、通称『ゆでめん』)、『風街ろまん』(71年)、『HAPPY END』(73年)というオリジナルアルバム3作が最新技術によって丹念にリマスターされ、CDでリイシューされた(レコードの日にはアナログ盤もリリースされた)。これを記念して2023年11月4日にタワーレコード渋谷店B1FのCUTUP STUDIOで開催されたのが、松と鈴木、司会の安田謙一(ロック漫筆)によるトークイベントである。Mikikiは、この特別な催しで語られたことを全4回に分けてお届けする。 なお、好評につき早々に売り切れてしまった『はっぴいえんど』『風街ろまん』のアナログ盤だが、2024年1月下旬から再プレス

    【はっぴいえんどを松本隆と鈴木茂が語る】第1回 日本語でロックをやるための教科書も参考書もなかった | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2024/01/18
    “松本「視聴室で総額1,000万円オーバーの高い機材を揃えてCDとアナログを聴き比べたけど、アナログの方が全然よかったんだ」鈴木「デジタルだと帯域がカットされる。アナログの方が包まれるような落ち着いた音で”
  • 川本真琴 × 吉田豪が明かすサブスク問題の真相、歌へのプレッシャー、ソニー時代と新作『ひかり』の秘話 | Mikiki by TOWER RECORDS

    新作『ひかり』を料理に例えると? 吉田「そろそろ川さんの新譜の話に移りましょうか」 川「聴いていただけました?」 吉田「もちろん。ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコみたいな空気感だなと思って。もしくはデーモン&ナオミのような感じもあって」 川「そういう音楽は前から好きなんです。洋楽を聴いてて、そういうのやりたいなと思って作ったのが今回のアルバムです」 吉田「むちゃくちゃよかったですよ!」 川「ありがとうございます! 今回のアルバムは海外のミュージシャンの方が演奏してることもあって、いままでと違うサウンドの作り方なんです。 あと自分の曲の作り方も変わりました。例えば1曲目がカツ丼、2曲目がハンバーグ弁当、みたいな感じで作ってくんじゃなくて、1曲目がポテトサラダ、2曲目が……なんでしょうね……え〜っと……焼き鳥とか、そういう感じ?」 吉田「……例え、下手ですよね(笑)」 川「そ

    川本真琴 × 吉田豪が明かすサブスク問題の真相、歌へのプレッシャー、ソニー時代と新作『ひかり』の秘話 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2023/10/10
    “川本「ボーカルってギターとかベースより体力を使う。実はコピバンを始めまして私はギターなんです。ギターを弾くだけってこんなに楽なんだ!って(笑)。歌は体調が悪いだけで全然歌えなくて大変”
  • 高橋幸宏のアイデアがひらめくとき――カシオ電子楽器と振り返る、クリエイティヴィティー溢れる40年 | Mikiki by TOWER RECORDS

    今年で40周年を迎えたカシオの電子楽器。その代表格である〈カシオトーン〉といえば、全ての人にとって鍵盤楽器をより身近にしてきた存在であり、その機能性と創造的な音色で、日音楽文化醸成に深く貢献し、音楽ファンから親しまれてきた。 電子楽器のみならず、電卓〈カシオミニ〉や腕時計〈G-SHOCK〉など、様々な分野で大ヒット商品を次々と生み出してきたカシオ。その創業者の一人である樫尾俊雄は、エジソンの〈必要は発明の母〉ならぬ〈発明は必要の母〉を唱え、〈いいものを創造すれば、必ず人々はそれを必要とする〉という強い信念を貫き通してきた。 そんなカシオと深い関わりを持つのが、同じく結成40周年を一昨年迎えたYellow Magic Orchestra(YMO)のメンバーである高橋幸宏だ。カシオの楽器との繋がりの深い彼は、80年代にはプリセット音色のセレクトなど技術開発にも協力したことがあるという。最新

    高橋幸宏のアイデアがひらめくとき――カシオ電子楽器と振り返る、クリエイティヴィティー溢れる40年 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2023/01/16
    “かねてからカシオの電子楽器を愛用。クリックを流しながら演奏。コツを掴めばクリックの中でもグルーヴは出せるし楽しい。<ユキヒロ終わり>(曲終をドラムのフィルで締める)はミュージシャン共通用語に”
  • 高橋幸宏 追悼――サディスティック・ミカ・バンド、YMO、METAFIVE……偉大なビートを音楽史に刻んだ無二の音楽家 | Mikiki by TOWER RECORDS

    高橋幸宏が死去したと、日1月15日に複数のメディアが報じている。70歳だった。その早すぎる死に、そしてこの世を去った音楽家の存在感の大きさに、言葉を失う。 高橋幸宏の死去は、1月14日に判明。亡くなった詳しい原因や実際の日時は伝えられていないが、静養を行っていた長野・軽井沢で年明けに肺炎を患っていたという。 高橋幸宏(以下、ユキヒロと書かせてもらう)は1952年生まれ、東京出身の音楽家だ。高校生だった頃からスタジオミュージシャンやサポートミュージシャンとしてドラムを叩いており、武蔵野美術大学に在学中、サディスティック・ミカ・バンドに誘われてメンバーになった。 ミカ・バンドは、デビューアルバム『サディスティック・ミカ・バンド』(73年)、セカンドアルバム『黒船』(74年)、サードアルバム『HOT! MENU』(75年)などを残して解散。特にクリス・トーマスがプロデュースした『黒船』は日

    高橋幸宏 追悼――サディスティック・ミカ・バンド、YMO、METAFIVE……偉大なビートを音楽史に刻んだ無二の音楽家 | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2023/01/16
    “YMOでの活動と並行して自身のプロジェクトも行っており、80年代にニューウェーブ/テクノポップ的な傑作ソロアルバムの数々をリリース”
  • 『結束バンド』超一流かつ新鮮な邦楽ロックの傑作 話題のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」劇中バンドのファーストアルバム | Mikiki by TOWER RECORDS

    今年を代表するTVアニメとの呼び声高い「ぼっち・ざ・ろっく!」(原作:はまじあき)の劇中バンド〈結束バンド〉のファーストアルバム。メンバー4人の名前がASIAN KUNG-FU GENERATIONの名前に由来していたり(後藤ひとりのあだ名〈ぼっち〉は、そのアジカンのリーダー後藤正文の通称〈Gotch〉から)、下北沢SHELTERや新宿LOFTといった実在のライブハウスが内装も含め精緻に再現されているなど、日のロックシーンへの深い理解と思い入れが反映された作風が好評を博したが、そこに説得力を与える音楽の出来栄えもアニメ編と同じくらい素晴らしい。 ゼロ年代のエモやメロディックハードコアを総覧しポップに仕上げたような音楽性は、その系譜にある邦楽ロック(具体的には、アジカン、BUMP OF CHICKEN、ストレイテナー、THE BACK HORN、UNISON SQUARE GARDEN、

    『結束バンド』超一流かつ新鮮な邦楽ロックの傑作 話題のアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」劇中バンドのファーストアルバム | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2022/12/30
    “弦やピアノが入ったデモ音源を4人バンド編成に作り変えた変則的なアレンジや演奏陣の技巧も凄い。日本からしか生まれない類のロック”
  • クァンティック(Quantic)、独自のラテンを追求する〈音楽的ボヘミアン〉への共感をピーター・バラカンが語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    決して派手な作品でもなければ、音楽的なトレンドに乗った作品でもない。だが、クァンティックことウィル・ホランドがコロンビア人シンガー、ニディア・ゴンゴラと作り上げた共演作『Almas Conectadas』は、冒険心に溢れた素晴らしい作品である。ラテンとソウルがNYの地で混ざり合い、優美なストリングズを伴いながらヴィンテージな音の世界を描き出すこのアルバムは、20年以上に渡って作品制作に取り組んできたクァンティックにとってひとつの頂点を表すものでもあるだろう。 クァンティックはこれまでにイギリスはブライトンのレーベル、トゥルー・ソウツを拠点にしながら、ヴァラエティー豊かな音楽を創作してきた。ファンクやソウルのふくよかさ、現代のダンスミュージックとしての先鋭性、レゲエ~ダブのディープな味わい。2007年からの数年間はコロンビアに居住し、ニディア・ゴンゴラをパートナーのひとりとしながら彼独自のラ

    クァンティック(Quantic)、独自のラテンを追求する〈音楽的ボヘミアン〉への共感をピーター・バラカンが語る | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2021/10/24
    “イギリスから日本に来てびっくりしたんですよ、ラテンやブラジルの音楽がこんなに人気があるんだって。 ただ、クァンティックがDJをやりはじめた90年代には、イギリスでもラテンが定着していたんでしょうね。”
  • カン(CAN)はフリー・ジャズなのか? 柳樂光隆がライブ盤『Live In Stuttgart 1975』に発見したロックらしさ | Mikiki by TOWER RECORDS

    70年代のドイツ・ロック・シーンを象徴するバンド、カンの全アルバムが2020年に再発されたことは、ここ日で大きな話題になった。2021年4月には、それらの作品のストリーミング・サービスでの配信も解禁され、より多くのリスナーが彼らの音楽の魅力に触れることができるようになっている。 そんな好タイミングに、カンの伝説的なパフォーマンスを最先端の技術でよみがえらせる〈CAN:ライヴ・シリーズ〉が始動。その第1弾として、ライブ・アルバム『Live In Stuttgart 1975』が5月28日(金)にリリースされる。 今回Mikikiは、〈Jazz The New Chapter〉シリーズの監修者として知られる音楽評論家の柳樂光隆に、カンの音楽と『Live In Stuttgart 1975』での演奏を分析してもらった。〈フリー・ジャズ〉というキーワードから出発し、スタジオ・アルバムとは全く異な

    カン(CAN)はフリー・ジャズなのか? 柳樂光隆がライブ盤『Live In Stuttgart 1975』に発見したロックらしさ | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2021/05/28
    “70年代のドイツ・ロック・シーンを象徴するバンド。スタジオ・アルバムとは全く異なるライブ・サウンド。フリー・ジャズとは対極にあるビートや演奏”
  • 久保田麻琴が振り返る70年代の日本のロック | Mikiki by TOWER RECORDS

    70年代のジャパニーズ・ロック・シーンを語るうえで欠かせない重要グループ、久保田麻琴と夕焼け楽団。彼らは、ニューオーリンズ・ビートやブルースなどを吸収したアーシーなサウンドをクリエイトするアメリカーナ的志向を持ったロック・バンドの先駆けであり、レゲエや沖縄民謡といったエスニックな要素を取り入れたミクスチャー・ミュージックの最良形を提示していた。昨今はシティ・ポップの名曲“星くず”を放った集団として捉える向きもあるかもしれないが、いずれにせよ当時の日のバンドとしては珍しいマルチカルチュラルな音楽性を持ったバンドであった。そんな夕焼け楽団のデビュー・アルバムからの3作品がこのたびデジタル・リマスタリングを施して復活する。マスタリングを担当したのは、誰であろう久保田麻琴その人だ。 近年は、島根在住のシンガー・ソングライター、浜田真理子や熊野の異能のギタリスト、濱口祐自のアルバムのプロデュース・

    久保田麻琴が振り返る70年代の日本のロック | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2020/06/30
    “70年代のマスタリング作業はブラック・ボックス。いま外国人はシティポップと盛り上がって当時の日本のレコードの音は独特と言ってるけど。70年代のホニャっとした音が90年のカチンカチンな音に。もともと裏方志望”
  • 坂本龍一、武満徹との50年を振り返る | Mikiki by TOWER RECORDS

    分散・境界・砂 ――75年に竹田賢一氏らと設立された〈環螺旋体〉というグループについて、坂さんは〈反武満的な、メディア論的な運動体〉であったと発言されています。そして、当時の現代音楽の状況を、民族性と切り離されたエリート性・階級性の強いものとして批判しています。 「そうねえ。毛沢東主義みたいなことにすごくはまっていて、芸術なんていう自立した美の領域なんてものは許さん、芸術なんていうものは人民に奉仕してこそ存在意義がある、というような非常に過激なことを言っていました。まあ、当時のゴダールなんかもそうで、彼はそれが原因となってトリュフォーとは訣別するんだけれども、当時の過激な若者はそういう考えを持っていたんですよ(笑)。 悠治さんも70年代には毛沢東主義にはまっていたし。悠治さんの自宅に竹田賢一さんと2人で伺って、長くお話ししたこともあったんです。だからそういう思想に対するアンチとして、武満

    坂本龍一、武満徹との50年を振り返る | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2019/01/16
    “12平均律などの呪縛から解かれ出した。そういう音楽がほとほと嫌になって。あらゆる音楽が平均律を土台。シンセサイザーも。音楽ソフトにしても拍節構造ありきで、抜け出すのは難しい。武満さんもそれを目指した”
  • 坂本龍一、武満徹との50年を振り返る | Mikiki by TOWER RECORDS

    武満徹と坂龍一。日を代表する2人の作曲家は互いの存在をどのように意識しあっていたのだろうか。 2018年7月にアルテスパブリッシングから刊行された川崎弘二著「武満徹の電子音楽」には、武満による坂龍一への言葉がいくつか綴られている。それはたとえば坂の才能を高く評価したうえでの批判や、その後作られた『戦場のメリークリスマス』(83年)への肯定的な批評だ。 一方の坂も「音楽は自由にする」(2009年、新潮社)やインタヴューなどで折に触れて武満徹について語っている。そのなかでも大学生時代の坂が、武満を批判するビラを撒いていたというエピソードはよく知られている。 今回のインタヴューでは川崎弘二が聞き手となり、映画音楽、ミュージック・コンクレートにいたる武満徹作品への評価や、自身への影響など〈坂龍一の武満徹〉をたっぷりと語っていただいた。貴重な証言も含まれる今回のインタヴューは多くの音楽

    坂本龍一、武満徹との50年を振り返る | Mikiki by TOWER RECORDS
    yarumato
    yarumato 2019/01/16
    “60年代から70年代ごろは日本社会全体に、左翼でなくても、少しでも戦前を思わせるものは反動だと決めつける空気がありました。武満さんにとって邦楽器を使うということはリスキーな行動だったんじゃないか”
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