奈良市は、節電対策の一環として市立図書館の空き部屋を「クールスポット」の自習室として開放している。市内在住・在学の小~大学生が対象で、県内の自治体では初めての取り組みという。8月30日まで。 開設したのは中央図書館(東寺林町、定員50人)と西部図書館(鶴舞西町、同30人)。市内の中等教育学校であった仲川元庸市長の講演会で出席した生徒が提案し、実現した。仲川市長は「家のエアコンを切り、図書館で効率よく勉強してもらいたい」と利用をPRしている。 事前の申し込みは不要で、利用時間は午前9時30分~午後4時30分。休館日や計画停電の日は利用できない。問い合わせは中央図書館(0742・26・6101)、西部図書館(0742・45・5669)。