Kubernetes Meetup Tokyo #35 で使用したスライドです。 Kubernetes において Pod を配置する Node を決定する手続きをスケジューリングと呼びます。多くのユースケースではデフォルトのスケジューリングで充分ですが、機械学習基盤や大規模なネットワークストレージとの併用など、一部の用途ではドメイン知識を反映したスケジューリングが必要になります。 このような場合、従来は JSON Webhook で動作する Scheduler Extender が使用されていましたが、拡張性の乏しさや実行時オーバヘッドに課題がありました。今回紹介する Scheduler Framework は、この問題を解決するために SIG Scheduling により実装が進められてきたプロジェクトです。 前回、2019 年の 2 月の段階 (https://speakerdeck.