みなさんは、ニコロ・パガニーニという人物をご存知でしょうか。 19世紀、ヨーロッパで活躍したヴァイオリニスト&作曲家で、あまりにヴァイオリンが上手だったため、悪魔と契約して演奏の力を手に入れたのだと本気で人々に信じられていたという人です。 ショパンやシューマン、リストなど当時の他の作曲家にも多大な影響を与え、パガニーニの存在はヴァイオリンだけでなくピアノの技術の発達をも促しました。 でも、そんなにすごいパガニーニのこと、全然日本で知られていないんです… ネット検索すると、酒と女と博打に溺れたダメ人間とか、金のためならなんでもする守銭奴だとか、パガニーニってろくでもない奴のように書かれています。 それって本当なのかな? 当時の手紙や文献を調べれば調べるほどわかってくるパガニーニの本当の姿、 少しでも多くの人に知ってもらいたくて、彼の人生を漫画に綴りました。 クラシック音楽に興味がある人もない