ブックマーク / naotan200.hatenablog.com (8)

  • 「あるべき姿」から将来を考えるなんてきつ過ぎる... - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖学生からたまに聞かれる「あるべき姿」 学生から将来あるべき人物像について聞かれることがあります。まず、この問いに関しては「わからない」と答えることにしています。そのうえで、私自身が目指す人物像を語ることにしています。 ❖私が考える「ありたい姿」 私は就職指導を生業とする教員ですが、元々の専門はマーケティングです。このマーケティングという学問、簡単に言えばこのブログでよく話す「お客様の利益を創り出す。そのことでお客様に喜んで頂き、対価としてお金を支払っていただく」という仕組みを創り出すための学問です。そのために調査し分析し企画し実行するというプロセスを実施していくものです。 また、教員を行う中で学生指導力向上のため、心理学の勉強もしてみました。アドラー系の心理学ですが、どういう考えが人を成長させるのか、またさせられるのかを学んでいます。を読み、その考え方をもとに行動していくことでもっとス

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  • お金持ちになるために考えるべきこと - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖給料を沢山もらいたいのだけど 「給料を沢山もらいたいのだけど、金持ちになりたいんだけど、どうすれば良いですか」と言ってくる学生がごくたまにいます。その学生に対しては「自分の責任以上のことをしろ」「責任を300%果たせ」「大事にされて給料も沢山くれるぞ」と返します。 下世話な話になりますが、当にそうです。例えば、営業で目標の300%の売上をあげたら、次の年には給料を上げてくれるでしょう。もし、給料が上げてもらえなかったらライバル会社に転職しましょう。あなたは引く手あまたです。当然給料も上がります。 「責任と給料は比例する」いつも学生に言っている言葉です。自分が責務を果たすことが、お客様の利益になり、その対価としてお支払い頂く。その支払いが原資となり給料が支払われる。当たり前ですが、これが仕事の仕組みです。 ❖ラクに稼ぐはラクじゃない 「もっと、ラクに稼ぐ方法、効率良く稼ぐ方法はないんです

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  • リーダーに必要なたった一つのスキル - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖環境さえあれば、勝手にそうなっていく 前にアメリカの大学で教鞭をとったこともある同僚が言った言葉が心に残っているのですが、今日はそのことをお話ししてみます。 「環境さえあれば、勝手にそうなっていく」 日は島国で四方を海に囲まれている。陸続きの国境がない日だからこそグローバル化なんていう話になる。でも、国境が陸続きの国ではグローバル化なんて当たり前で話題にもならない。こんな環境であれば価値観の違う隣人と付き合うのは当たり前。自然にグローバルな人材になる。レストランで事をするときにオーダーを取りにもこないばかりか、卵やトマトを投げつけられることもある。多種多様な人種が集まる国では人種差別も当たり前で、そこに対抗する強い意思やコミュニケーション能力も身に付く。それを経験した夫婦の間に生まれた子は、小学生でも勝手にパレスチナ問題に興味を持ち「なんで国連がその地区を統治して誰のものでもない状

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  • テクニックやノウハウだけでは成長しない - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖「やりもせんに」という気持ちが成長を創る 「やりもせんに」田技研の創始者田宗一郎の口癖だったそうです。昭和の時代の言葉ですが、正解のある仕事がコンピュータに取って代わり、社内に残った単純作業はアウトソーシングされ、正社員が取り組む仕事は正解のないチャレンジングな精神が必要なものが中心になっている今の時代のためにある言葉だと思います。 私もこの言葉を心に刻みながら、いつも仕事に取り組んでいます。どうすれば、企業が欲しがる人財を輩出できるのだろう。あの手この手で学生にアプローチしているわけです。これは、私の職業が特殊なわけではありません。営業しかり、販売しかり、広報しかり、技術しかり、企画しかり...頭脳労働で給料をもらうためには挑戦し続けるしかないのです。 ❖テクニックやノウハウに走る学生の不幸 でも、「そんな役に立つかどうかわからないことやっても無駄だ」「どうすれば上手くいくかノウハ

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  • コミュニケーションに口はいらない!! - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖利他の気持ちがオープンマインドを創る コミュニケーション能力の根幹にある素直さについては先日お話ししましたが、「受け入れる力=素直さ」だけではコミュニケーション能力があるとは言えません。自分から発信する「伝える力」も重要になります。受け入れる力を駆使することで相手のオープンマインドを引き出すことが伝える第一歩です。その上で伝えるために必要なことは「利他」(自分の利益ではなく他の利益、もしくは全体の利益)の精神です。 特に仕事をするうえではこの精神が必要です。仕事はチームで一つの目標に向かっていくことです。「チームを目標に向かわせたい」「チームの力を向上させたい」という気持ちで伝えていかないと誰の心にも響きません。伝える目的は他の人達を動かすことですから、目的を達成するためには他人の為を考え動くこと(利他)が重要になります。さらには、お客様など仕事で関わる全ての人や団体(ステークホルダー)

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  • 既得権益を批判したくなる私達だけど... - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖既得権益って何? この前ゼミで話をした既得権益について今日は語りたいと思います。既得権益とは過去の経緯において取得し、維持している、利益を伴う権利ことです。既得権益を守ろうとする団体を批判するニュースを見ると「その通り」と言いたくなります。既得権益って言葉に良い意味を感じる人は少ないと思いますが、皆さんはいかがでしょうか。なんか権力をふるって自分の利益のみ追求する人や、しがみついて自分の損を最小限に抑える人。既得権益のイメージってこのような感じかと思います。でも、ちょっと次の映像を見てください。 ​​ www.youtube.com 映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』予告編 「でもこの服は私達の血でできています」「私達の血で作ったものを誰にも来てほしくありません」この言葉を聞くと心が痛くなります。私達が普通に着ている洋服、途上国の人達が汗水たらして作り上げて

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  • ノルマがないから事務になりたいって - 社会人としての考えを創る就職活動

    仕事の2つの種類 仕事は大きく分けて2つの種類に分類されます。1つは定常的な仕事でルーティンワークと呼ばれるものです。これは決まった手順で繰り返し行われるものであり、事務作業とも呼ばれます。もう1つは非定常的な仕事で、新規業務など企画、計画などのプロジェクト的業務や営業活動など場面によって違う対応を必要とする業務です。 当然、判断を必要としない定常的な業務は正解がありますから、100点満点から仕事が始まり、ミスをすると減点される評価基準で見られます。また、非定常的な業務に正解はありませんから0点から始まり成功すると加点されるという評価になります。どんな仕事もこの2つの業務から成り立ち、その合算で評価されることが通常です。 ❖事務という仕事に対する学生の誤解 さて、頭脳労働者の中でその2種類の仕事のうち、定常的な業務のみを行う仕事を事務と言いう時があります。よく「ノルマもないし、きちんと仕

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  • 必要な人財になるための「オンリーワン」 - 社会人としての考えを創る就職活動

    ❖それぞれの職業に必要なスキル 皆さんは職業に必要なスキルをどのように考えていますでしょうか。「営業に必要なスキル」「企画に必要なスキル」「人事に必要なスキル」...どんなスキルが必要でしょうか。「営業に必要な伝える力」「企画に必要なアイディアを出す力」「人事に必要な人を見る力」...このような声が聞こえそうな気がするのですが、これだけじゃないことも分かると思います。 例えば営業ですが「伝える力のある営業」と「人を見る力のある営業」どちらの営業マンから商品を買いたいでしょうか。人を見る力に優れている営業マンは、人の内面も見ることができるので、気持ちをわかってくれます。そのような、自分の気持ちをきちんとわかってくれる営業マンから商品を買いたい人がほとんどではないでしょうか。さらに、アイディアを出すことが得意な営業マンが、皆さんの気持ちを理解し、素晴らしいプレゼンで営業してくれたらいかがでしょ

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