2018年11月22日のブックマーク (3件)

  • 大船を侮るな、大船にはフラワーセンターがあるのだ|ジモトぶらぶらマガジン サンポー

    2018年、秋。おれは9月末ころより体調を崩していた。10月、11月、やや快方に向かった。 秋は散歩を誘う。安アパートのドア向かいに生えている花の写真ばかり撮っているわけにはいかなくなった。 いかなくなった、というわけではないけれど。 さあ、旅立とう。どこへ? 大船へ! ……大船は旅立つ先ではないのである。おれは鎌倉にずっと住んでいた。ゆえに、大船は行き先ではない。帰るところである。京浜東北線でいえば、現住所の山手から「帰る」場所に大船はある。 大船。子供心には「鎌倉市」や「藤沢市」のように「大船市」があるのではないかと思っていた。大船は、少し大きな街であった。ただ、少し大きい街であると気づいたのはしばらく経ってからであった。 大船駅を西と東に分けよう。分けたら、東口の方が開発されている街、ということになろう。が、それは藤沢のような開け方ではない。大きなビルもない。大船仲通り商店街というス

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    yauaa
    yauaa 2018/11/22
  • プロフェッショナル仕事の流儀「 生きづらい、あなたへ~脚本家・坂元裕二~」 - 青春ゾンビ

    「私 この人のこと好き 目キラキラ」みたいなのは そこには当はない気がするんですよね バスの帰りで雑談をして バスの車中で「今日は風が強いね」とか 「前のおじさん寝ているね」「うとうとしているね」とか そんな話をしながら 「じゃあね」って帰って行って 家に着いて 一人でテレビでも見ようかなって思ったけどテレビを消して こうやって紙を折りたたんでいるときに 「ああ 私 あの人のこと好きなのかもな」って気が付くのであって 小さい積み重ねで 人間っていうのは描かれるものだから 僕にとっては大きな物語よりも 小さい仕草で描かれている人物をテレビで見るほうが とても刺激的だなって思うんですよ 番組で発されたこの言葉に、坂元裕二の書くテレビドラマの魅力が端的に言いまとめられている。何の意味も、何の価値もないように見えることに、“当のこと”は詰まっている。それを教えてくれるのが坂元作品だ。このドキュ

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    yauaa 2018/11/22
  • 神戸市:ごろごろ、神戸3「第14回 「お手伝いをしましょうか」」

    阪神電車の元町駅西口。改札を入って、ホームへ降りる階段の手前あたりに「お手伝いをしましょうか」というメッセージとどこか懐かしいタッチの絵が壁に架けられている。架けられているというよりも、外すのを忘れてそのまま残っていると言ったほうがよさそうな風情のそれには、車椅子に乗った人を駅員さんも含めて通りがかった乗客が4人でかついで階段を上がる、そんな光景が描かれている。いま同じ場所にはエレベーターがあって必要な乗客はそちらを利用するので、絵はそれ以前の、ここに階段しかなかった時代の名残りだろう。 25年から30年ほど前か。私が毎日電車を使っていた十代の頃は、このような場面は特に珍しいものではなかった。ホームの階段の手前に車椅子の人がいる。するといつの間にか乗客が3人4人と集まって、かついで移動する。私自身そこでは何か特別な親切をしているつもりはなく、自然な風景としてそんな行為がある感じで、車椅子だ

    神戸市:ごろごろ、神戸3「第14回 「お手伝いをしましょうか」」
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    yauaa 2018/11/22