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2007年2月8日のブックマーク (2件)

  • ITmedia エンタープライズ:まつもとゆきひろ――第3回:僕の存在価値はそこにある (1/4)

    過去2回にわたってお届けしてきたまつもとゆきひろ氏へのインタビューは今回が最終回となる。「誰かがRubyを実装し直したとしたら、いまのRubyよりもずっとエレガントで速いものができるはず」と語るまつもと氏は自身の存在価値をどのように見ているのかに迫る。 14年の歳月を経た今も、まつもとはRubyの開発で中心的な役割を果たし続けている。継続することこそが最も難しいといわれるオープンソースソフトウェアの開発において、1人の開発者が長期にわたって中心的な役割を果たし続けている例はそれほど多くない。こうしたことは、成功したから継続しているのだと思われがちだが、実際にはそう単純なことばかりではない。Rubyも、世界的に知られ始めたのは英語の書籍が発売された2000年秋以降で、Ruby on Railsによって広く使われるようになったのはこの2年ぐらいのことだ。その歴史の半分以上の年月は、いわば「下積

    ITmedia エンタープライズ:まつもとゆきひろ――第3回:僕の存在価値はそこにある (1/4)
  • 世界一のネット企業に躍り出るまで

    2006年は、インターネットが産業基盤として定着し、「Web2.0」に象徴されるように新たなフェーズに入った。そんな中、グーグルは世界最大のインターネット事業者の地位を確かなものにした。その成長戦略から分かることとは――。 IT業界にとっても転換点だった1年 企業業績や経済統計を見る限り、2006年はIT業界にとっておおむね良好な一年だった。ただ、国内の景気は経済産業省による戦後最長の景気拡大「いざなぎ越え」達成との見方があるが、ビジネスの現場に携わる人間にとって、その実感は少ないのが実際のところだろう。景気が数字の上で拡大を続けたことは事実かもしれないが、六十数カ月に及ぶその期間に、日経済は多くの新しい困難に直面した。ゼロ金利とデフレなどはその典型だ。企業の存続を維持しつつ、そうした構造変化への対応に忙殺された産業界に、景気拡大の実感が薄かったのは当然かもしれない。 変化は現在もなお進

    世界一のネット企業に躍り出るまで