神戸新聞 ホーム 連載・特集 話題 目の前のバス、すぐ発車する?まだ大丈夫? そんな迷いを一発で解決する行先表示器の一工夫 関西でじわり増加中 バス停にやって来てはみたものの、目の前のバスがすぐ発車するのか、それともまだ余裕があるのか-。それがわからず、迷ったことのある人もいるのでは。関西ではバス真正面(フロントガラス)の上側にある「行先表示器」に発車時刻を表示する取り組みが、10年ほど前から少しずつ広がってきている。本当にちょっとした工夫なんですけど、これがまあ、あるとすごく助かるのです。 最初に始めたのは京阪バス(本社・京都市)で、2003年から。GPSなどを利用してバスの位置情報を収集し、バス停の表示や携帯電話、パソコンなどにリアルタイムで情報提供する「バスロケーションシステム」の導入により、可能になったという。「要するに、“バスのオンライン化”だと考えてください」と担当者。電子スタ