先日知人と、日本とアメリカのブログ文化の違いについて話していた。 確かに、「Blog」というものに対して両国の間には明確な差がある。 例えば、 アメリカ:実名、事件や政治に対しての意見を書く 日本: 匿名、日々の出来事など(日記)を書く それ以外にも、日本で盛んな芸能人のブログなどはアメリカではまず見られない。そのような違いは、果たしてどこから生まれたのだろうか。 アメリカで生まれた「Blog」だが、今や世界中のブログの4割が日本語で書かれているという。Webサイト全体の英語の割合が6割といわれているのだから、日本人が「ブログ」を非常に好んでいることが分かる。 なぜそこまで日本で流行ったのか。まず初めに浮かぶのは、やはり匿名で気軽に書けるということがあるだろうか。 日本人は、身分を明かして自分の立場を明白にすることをあまり好まない。それは、社会の中で生きていくためにはなるべく軋轢を生みた