辺野古移設容認派が推進決議 普天間問題、大会に2千人2011年10月27日13時39分 印刷 ソーシャルブックマーク 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設容認派が26日、名護市で集会を開き、早期移設を求める決議をした。野田政権の閣僚が続々沖縄を訪問し、日米両政府も辺野古移設を早く進めることを確認したが、沖縄県内は移設反対の声が大勢を占め、「苦渋の決断」の行方が見通せない焦りが背景にある。 名護市民会館であった「北部振興推進・名護大会」には、条件付きで移設を容認してきた市議会野党の保守系議員団や建設業者らが発起人になり、約2千人が参加。「日米合意を踏まえ、普天間飛行場移設の早期実現を求める」など7項目の要請を盛り込んだ決議文を採択した。 辺野古の区長らは口々に移設推進を主張。昨年の市長選で移設反対派の稲嶺進氏に敗れた島袋吉和前市長も「(市長時代は)口に出しづらかったが、基