中国の重慶という工業地域から西安、ウルムチ、ロシア、ポーランドを通り、ドイツの工業地域であるデュッセルドルフを行き来する『チャイナランドブリッジ』という国際貨物列車の存在感が増している。このルートを辿れば、大量の物資を最もエネルギーコストの低い鉄道により2週間程度で運べるのだった。正しく現代版のシルクロードです。 これにより、ドイツからの部品調達が容易になった。貨物列車で工場のヤードまでダイレクトに運べるというから効率良い。今まで技術力が必要な部品は日本からフネと鉄道、トラックなどを使い入手するしかなかったけれど、ドイツで調達出来るようになったワケです。そんなこんなで、ここにきて中国は欧州との取引を増加させている。 アメリカとのビジネスも急増中。GMにとっちゃ宝の山だ。中国が欲しい「技術」だって入ってくる。これまた日本抜きで全く問題なし。そんなことから中国にとって日本は「付き合う必要の無い