パリでは4度も火が消されるなど妨害続きの北京五輪聖火リレー。日本でその舞台となる長野市では、今のところ大きなデモなどの動きは見られない。ただ、ランナー側から不安の声も聞かれるほか、ネットでは、強いアピール行動を促す書き込みもみられ、県警などが警戒を強めている。 長野県民有志らが抗議の横断幕を計画 日本での聖火リレーは、2008年4月26日に長野市内で予定されている。観光名所の善光寺をスタートし、長野五輪で使われた競技施設などを巡りながら若里公園へゴールする18.5キロのコース。80人のランナーが1人200~300メートル走って、聖火をつなぐ。新聞各紙によると、ランナーには、一般市民のほかに、野球日本代表の星野仙一監督、タレントの萩本欽一さん、卓球日本代表の福原愛選手ら著名人が参加する見込みだという。 地元の信濃毎日新聞などを見ると、リレー当日は、大きなデモや集会などは今のところ、表面化して