Appleにとってまさに歴史的なイベントとなった「MACWORLD Expo/San Francisco 1997」が、さる1月7日から10日までSan FranciscoのMOSCONE CONVENTION CENTERで開催されている。今回は新世代OSを含めた将来のビジョンの発表はもちろんのこと、それ以外にもソフト、ハードとも見どころの多いショーとなっている。 ●インターネット環境の充実が図られたMac OS 7.6 まず、その筆頭は新バージョンのOSである「Mac OS 7.6」だ。このOSにはさまざまな特徴があるが、なかでもインターネット環境の充実が強調されている。同社はこれまでもインターネット接続用キットを販売していたが、今回のOS 7.6では、最新の同キット(NetscapeナビゲーターやクラリスのEmailer Lite含む)やOpenDoc1.1.1、CyberDog1.
先週、久々に日本通信・最高財務責任者の福田尚久氏にお会いした。この連載の読者には“プリペイド方式の無線通信パッケージ「b-mobile」を販売している会社”と紹介する方が分かり易いかもしれない。 福田氏は'93年からアップルコンピュータジャパンに所属し、その後、日本でのマーケティング能力を買われ、スティーブ・ジョブズ氏がAppleにCEOとして復帰した際に米Apple Computer本社のボードメンバーとして招集された人物。その後、Appleが復活への道を歩むことになった戦略の一部も担当していた。製品としては初代の15型PowerBook(Titanium)とiPodの企画、事業戦略面ではApple直営店(その後のApple Store)の基礎を作り、戦略を推し進めた。 同氏の話を聞いていると、なぜ近年のAppleがここまでの見事な復活を果たしたのかが見えてくる。今の若い世代のApple
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く