金融そして時々山 山好き金融マンのホームページ 余り日本のマスコミが取り上げない視点から経済と金融を語るページです そして時々山やアウトドア・町歩きを語ります 昨今中国の労働政策の変化を示唆する動きがマスコミを賑わせていた。一つはホンダの工場のストライキでもう一つは台湾の電子メーカーの中国生産拠点フォックスコンの従業員連続自殺事件とその後の3割の賃上げだ。従来中国のマスコミは労働者のストライキについて報道する習慣がなかったが、ホンダのストライキについては人民日報のタブロイド版が積極的に取り上げている。 ファイナンシャル・タイムズの記事によると、人民日報のタブロイド版Global Timesの社説は「市場開放以来30年間、一般の労働者は経済繁栄の最小の分け前しか受け取っていない。ホンダの4つの工場における一時的な生産ラインの停止は中国の工場における組織化された労働者保護の必要性にハイライトを