日本サッカー協会(JFA)は10日、理事会を行い、サガン鳥栖の金明輝元監督に対してA級ジェネラルコーチングライセンスへの降級処分を下したと報告した。Jクラブが指揮できるS級コーチングライセンスからA級ジェネラルへの降級処分は初めての例。反町康治技術委員長が理事会後のメディアブリーフィングで明かした。 金元監督は昨季、選手・コーチに対するパワーハラスメント行為が発覚し、Jリーグから8試合の資格停止処分を下されていた。Jリーグの調査によると、トップチーム選手、ユース選手、スタッフに対する有形力の行使や暴言があったとされている。 反町技術委員長は「かなり厳しい、重い処分と言えるかもしれないが、本人ももう一度勉強して、指導の現場に立って欲しい」と説明。再びJリーグの監督として指揮するためには、S級ライセンスを再取得する必要があるという。 また東京ヴェルディの永井秀樹元監督には1年間のS級ライセンス