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ブックマーク / iwatam-server.sakura.ne.jp (2)

  • 「問題」の問題

    今回も、前回の内容の続きである。 ちょっと前に、5年考えて解けなかった問題が反響を呼んでいた。なかなか面白い問題で、みんなが熱中するのもわかる。私もこういう問題は大好きだ。下の図の角CDEを求めよという問題である。なお辺AB=ACである。 しかし、一つお願いだ。当の中学生にこの問題を解かせないでほしい。この問題はあくまでパズルであり、当の数学の問題ではない。こういう問題しか出さないから、子供は数学をパズルだと勘違いする。そしてこういう問題は面白いから、この面白さを数学の面白さだと勘違いする。それが良くないのだ。 「問題とは何か」という認識がまだできていない子供の頃からこういう問題ばかり目にすると、こういうものが「問題」であると勘違いする。世に言う「ひっかけ問題」「ひらめき問題」というやつのことだ。そういう問題ばかりを与えると、問題はひっかけがあったりひらめきが必要だったりするものという

  • 日本人の宗教嫌い

    ではとかく宗教の人気がない。宗教は「はまる」「ひっかかる」と形容され、悪徳商法なんかと同一視される。宗教を「やっている」と言うだけで白い目で見られる。 日人の宗教嫌いの理由ははっきりしている。ここで言う「宗教」は「カルト宗教」とイコールだからだ。カルト宗教を擁護する気はまったくない。ただ、カルト宗教ではない宗教もいくつもあるのに、と思うわけである。 またいつものように結論から先に述べる。「無宗教」「宗教嫌い」と称する日人のほとんどは、宗教の教えは自分にはとうてい受け入れられないバカげたものだと思っている。それは間違いだ。まともな宗教は変なことは言っていない。きちんと学べば、いい事を言っていると思うはずだ。 また、文化やものの考え方というのは宗教の影響を強く受けている。日の場合には仏教や神道や儒教やその他もろもろのものである。日人のものの考え方の多くはこれらの宗教に由来するもので

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    ymrl 2010/03/16
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