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演出に関するyogasaのブックマーク (29)

  • 漫画原作アニメは漫画の内容が読めずコマをなんとなく繋いでしまうとマズい話。アニメ版チェンソーマンについて

    インクエッジ @02Curry 視線。言い争いの最中パワーはデンジをいちども見ない。対し、デンジはパワーから目を逸らさない。パワーはひたすらマキマが怖く、デンジは虚言のパワーにたまげて驚愕の視線を向け続けてる。双方の必死になる相手が違うんよね。 pic.twitter.com/9VHp33YFTn 2022-10-27 15:48:17 インクエッジ @02Curry デンジが一瞬マキマを見るのはいいとしても、パワーの視線が言動準拠でフラフラしてて原作にあったキレがない。まずこのパワー、マキマに超ビビり続けてないもんな。掴んだ腕を引っ張られたらタイムラグなしでそっちを見る=平気でマキマから目を切れる。目を見開くのは声を掛けられたときの一瞬だけ pic.twitter.com/dtAgfTrwnZ 2022-10-27 15:53:57

    漫画原作アニメは漫画の内容が読めずコマをなんとなく繋いでしまうとマズい話。アニメ版チェンソーマンについて
  • 今まで映画やドラマで5億回くらい使われてきた演出だけで動画を作るとこうなる→「軽い気持ちで見始めたら引き込まれてた」

    UTUTUYA@ ウツロマユ 12月7日 発売予定 @SbbUtutuya すごい。 軽い気持ちで見始めて気づいたら引き込まれてた。 ゲームに音入れる時、「その場にあった音」くらいしか考えてなかったけど、先人達が築いてきた音の技術をちゃんと使いこなせるようになれば、作品が数段階はレベルアップするんだろうなぁ。 twitter.com/_kk1_/status/1… 2021-11-27 00:12:01 まだ僕には帰れる所があるんだ。こんなにうれしい事はない。 @iteeyot @_kk1_ おもしろい! 説明されてるだけなのに、ちゃんとハッとするし、不安になるし、夢から覚めた感じになる。 そしてコーヒーの音の怖さと絵の間抜けさが素晴らしい。 2021-11-27 00:02:56

    今まで映画やドラマで5億回くらい使われてきた演出だけで動画を作るとこうなる→「軽い気持ちで見始めたら引き込まれてた」
  • 庵野監督がセーラームーン34話に涙し、幾原監督が感激しなかったのは何故か?そして幾原邦彦監督の真の正体とは!?

    惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj セーラームーン無印34話はなかなか興味深い 監督佐藤順一の演出意図では、うさぎが変身の際に衛に裸を見られる事を意識し頬を染めソレを観た庵野監督は感激し涙したそうだ アニメージュで語られた対談だが、制作に携わった筈の幾原邦彦だけ蚊帳の外であるのが面白い この認識感覚のズレの起因は何か? pic.twitter.com/NwWSxtiWsL 惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj 恐らく幾原監督は少女が異性に裸を見られて羞恥心を感じるという事に大して関心と重きを置いてはいない 反対に佐藤監督と庵野監督はソコに神性とも呼べる感覚を共に見出だしている 男性が抱く"少女幻想"とも言うべきフェティシズムの一端だ ここら辺は身内に姉や妹が居るか居ないかの感覚の落差に近い pic.twitter.com/EXtll

    庵野監督がセーラームーン34話に涙し、幾原監督が感激しなかったのは何故か?そして幾原邦彦監督の真の正体とは!?
  • 『けいおん!』11話にみる高雄統子演出について - Paradism

    約5年振りに観返した『けいおん!』11話。澪と律が喧嘩する話としてもかなり有名な話ですが、その妙にリアルで冷たい空気を感じさせるこの回も私自身の中では大分トラウマとして記憶されていたためか、当時から今一歩「観直そう」という気持ちには至れていませんでした。けれど「今観ればあらゆる印象が大きく変わって観えるのではないか」と背中を押して貰えたのもあり、久しくこの挿話を観てみることにしたわけですが、その通りでした。 それこそこの話ってトラウマなんて言い切れてしまう程、ひどく辛さに満ちた話でもなければ、その画面から滲み出ていたのは決して冷え切った印象だけではなかったんです。むしろ、この挿話を観終え新たに得ることの出来た「この世界はこんなにも優しかったんだ」なんていう印象のお陰で、今はたくさんの幸せで満たされているような気さえしています。 それも一言に言い換えるのであれば“誰かが誰かをみつめる視線”

    『けいおん!』11話にみる高雄統子演出について - Paradism
  • アニメOPEDの“スピード感” - OTACTURE

    ノリの良いオープニングには“スピード感”がある。 楽曲に合わせて映像が流れていく快感は編では味わえない特別なものだ。 今期だと『ノーゲーム・ノーライフ』のOPとか、スピード感があってとても良い。 オープニング映像というのは基的には そういった「スピード感」や「変化」の連続で出来ている。 具体的に分類すると「加速」、「減速」、「等速」、「(急)停止」、「高速カッティング」、「色彩変化」、「フレームイン/アウト」等々。 これらの要素をうまく継ぎ接ぎして、楽曲のリズムと合わせていくのである。 等速 「等速」表現の場合、 基的にはオブジェクトが画面の横に(あるいは縦に)等速で通過していくのを撮ることになる。 『ノーゲーム・ノーライフ』OP 密着マルチは「等速」を表現するのに使われる。 複数のセルがそれぞれ横にスライドし、「奥行き」や「等速」の動きを生みつつも、 この画面全体のスピード感は一番

    アニメOPEDの“スピード感” - OTACTURE
  • 「MOCO’Sキッチン」がアニメファンのいたずらに引っかかる | 東スポWEB

    俳優・速水もこみち(29)が独創的な料理披露することで人気の料理コーナー「MOCO’Sキッチン」がアニメファンのいたずらに引っかかったとネット上で話題となっている。 <不倫騒動>広末は被害者!女性タレントが明かすモテ男・佐藤健“口説きの手口” 朝の情報番組「ZIP!」(日テレビ系)内で放送される同コーナーは視聴者から寄せられたリクエストに答える形でもこみちが料理披露する。 22日の放送ではペンネーム「やすな♪(17歳)」から「もこみちさんおはようございます♪ ロシアからやってきた私の友達は日に来てから焼きそばが大好きです。もうすぐロシアに帰ってしまうので日での思い出に焼きそばを作って一風変わった料理べさせてあげたいです。もこみちさん焼きそばを使ったアイデア料理教えてください♪」とリクエストがあった。 一見普通のリクエストにも思えるが、ところがこの放送が始まるや一部のアニメファ

    「MOCO’Sキッチン」がアニメファンのいたずらに引っかかる | 東スポWEB
  • 富野由悠季監督のアクション演出は「アニメーション」として外道 - 法華狼の日記

    だからこそ逆説的に、静止画をならべて解説すると実際の映像より面白そうに見えるのではないか、などと『逆襲のシャア』*1を高評価する下記エントリを読みながら感じた。 逆襲のシャアの戦闘シーンは具体的にどこがどうかっこいいのか言語化計画(長い) - 批評家もまた批評さる (1)でサーベルを抜いたら、(2)で相手が切り捨てられて、 これははっきり2アクションに分かれてます。 逆シャアのような、牽制と命攻撃を組み合わせた 複雑な殺陣はあまり見られません grips0087氏は『逆襲のシャア』と『F91』で殺陣の情報量が異なると指摘しているが、カットごとの情報量は大きな違いがない。1カットにひとつの意味をこめていくという意味では、きわめて古典的なコンテだ。それも動く絵の楽しさではなく、説明的な絵を積み重ねていく方向性が見てとれる。 もちろん、他のガンダムシリーズでも、ちょっと探してみれば 同じように

    富野由悠季監督のアクション演出は「アニメーション」として外道 - 法華狼の日記
  • 「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について

    「桜Trick」1話を視聴。 (キスシーンは凄かった) OPクレジットを見たら石倉賢一さんが監督をしているのを知り どんな画面作りをするのかを期待していたら、 石倉さんが「☆☆☆」ではシリーズディレクターも担当した シャフト制作「ひだまりスケッチ」シリーズ的な演出をしていたのが印象的だった。 ではシャフト的、ひだまりスケッチ的な演出をしてるのかを挙げてみる。 ①平面的な構図とテクスチャー処理の多用 キャラクターの後ろ髪をテクスチャー処理し 「ZZZ]や汗などの漫符を盛り込んだ平面的な構図。 「ひだまりスケッチ」でもよく見られた絵作りだ。 ②イメージBG・実写的素材の使用 イメージBG(イメージで描かれる背景・キャラの感情を表現の為に使われる)を多用した背景。 こちらも背景はイメージBGだが、 イメージBGにプラスして実写的な素材を当て込むのもシャフト作品らしい。 ③明度の高い色づかい 「ひ

    「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について
  • Paradism

    Paradism

  • アニメ『中二病でも恋がしたい!』についてのエッセイ - フシギにステキな素早いヤバさ

    Blu-rayを買おうかと6ヶ月ちかく悩んでいて、先日ついに勢いで買ってしまった。 中二病でも恋がしたい! (1) [Blu-ray] 福山潤Amazon 検索語「中二病でも恋がしたい OP 眼帯」でググると、次のような記事が見つかる。 http://d.hatena.ne.jp/shirooo105/20121005/1349372732 「中二病でも恋がしたい」OPの演出がすごい - Cat of AZ まとめ記事も見つかる。 http://garethbale.blog.fc2.com/blog-entry-1625.html 片目視聴というのは、とうぜんながら六花の視界のシミュレーションという要請からなされたものだろう。ちなみに、ぼくの感触だと、片目視聴をすると中心の線を「軸」にして、映像がくるくると回転しているように見える。(「理想も妄想も現実も すべて君を軸にまわる」の「軸」だ

    アニメ『中二病でも恋がしたい!』についてのエッセイ - フシギにステキな素早いヤバさ
  • 長井龍雪は背中で語る - OTACTURE

    『あの夏で待ってる』1話(絵コンテ・演出:長井龍雪) 長井龍雪さんは背中で語る。 背中を映すタイミングをよく心得ていて、大事にしている。 『とある科学の超電磁砲S』11話(絵コンテ:長井龍雪) 背中を映すということは、 顔を映さないということでもある。 背中で語り、 そして、顔を映す。 何故、最初に背中を映すのか。 それは、被写体を振り向かせたいからだ。 『とある科学の超電磁砲S』1話(絵コンテ・演出:長井龍雪) 振り向くことで、 顔が見えるようになる。 顔が見える・見えないという変化は ほかのどんな芝居よりも大きな印象変化をもたらす。 だから、振り向かせるのだ。 長井龍雪は背中で語る。 と見せかけて、 質は振り向かせることにある。 という、長井龍雪演出論でした。 「背中」や「振り向き」、 あるいは「視線の動き」に着目して 長井龍雪さんの作品を見てみると、 特徴を掴みやすいように思います

    長井龍雪は背中で語る - OTACTURE
  • 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼の相違。そして割かれたキャベツとパン-<物語>シリーズ セカンドシーズン2話

    物語シリーズセカンドシーズン 第2話「物語(白)つばさタイガー其ノ貳」を視聴。 とても面白かった。 それは、戦場ヶ原ひたぎと羽川翼と繋がる可能性を描きつつも違う面が 上手く演出されていたからだ。 まずは 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼が一緒にシャワーを浴びるシーン。 今回の序盤に挿入された展開。 裸も多くサービスシーン的な意味合いも強いシーンの連続が描かれる。 ただ物語的な意味合いでいえば、このシーンは二人の親密性の強調が描かれている。 この後に一緒の布団で寝て、ご飯をべるのも親密性を描くことの延長。 二人がお互いに近づいた存在としても描かれている。 しかし 戦場ヶ原ひたぎと羽川翼が決定的に違っていたことが、 後半の羽川翼が作った朝でわかってしまった。 どうやら羽川翼は平たくいえば味が無い事でも問題がなく、 もっといえば好き嫌いが無い、興味関心が無いようだ。 ここで前半描かれてきた楽しそう

    戦場ヶ原ひたぎと羽川翼の相違。そして割かれたキャベツとパン-<物語>シリーズ セカンドシーズン2話
  • コミュニティの崩壊と結成から見る「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」3話

    俺妹3話は、沙織・バジーナの話。 むしろ槇島沙織の話といった方がよいのかもしれない。 そしてオタクサークル的コミュニティの描写と崩壊の描かれ方が秀逸だった。 12歳頃の沙織は体が弱く、そんな沙織を姉の香織は連れ回していたようだ。 ただ今回、香織が沙織を連れまわす場所は今までと違っていた。 香織は親の資産であるマンションの一室を オタクサークルの集まりの場として使い、沙織をそこに紹介する。 マンション先で出会ったのは、香織のサークル仲間達。 そこで沙織は人と話すにも顔を隠しながら自己紹介する。 この顔を隠す描写でもわかるように、沙織は顔を隠す性質があるようだ。 グルグルメガネを付けるのもその一環。 そんな香織達の仲間の中でも、沙織の今後の方向性を決定づけたのが彼方だ。 それはこのメガネを見れば一発でわかる形。 彼方は沙織と親しくしてくれたようで、他の香織の仲間達が、 沙織を香織の妹という形で

    コミュニティの崩壊と結成から見る「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」3話
  • 劇中ゲームが本編アニメを侵食する「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」2話は傑作回!

    はじめに 俺の妹がこんなに可愛いわけがない2話。 今回は劇中で話題になる劇中ゲーム「ラブタッチ」の使い方が面白かった。 それはゲームにハマり、さらに桐乃とあやせの問題を解決するために ゲームのように振舞うキャラクター達が面白かったからである。 ふたりのあやせ~劇中のあやせとラブタッチのあやか 物語のスタートは、あやせが桐乃がゲームばかりをしていて、 自分を見てくれていないことを感じて京介に相談するところから始まる。 京介は問題解決のために桐乃にゲームについて聞いたら、 ラブプラスのような恋愛ゲームであり、 ゲームに登場するのがあやせに極めて似たキャラだった。 ラブタッチというゲーム。ここに出てくるあやかは、早見沙織さん声の少女。 容姿はあやせにそっくり、声も同じ人なので、 まるであやせ自身がゲーム化した錯覚を覚えさせられる。 ここで、劇中と劇中ゲームがシンクロしていく展開なのがわかる。 さ

    劇中ゲームが本編アニメを侵食する「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」2話は傑作回!
  • ラブライブ3話に見る「時間を盗む」 - まっつねのアニメとか作画とか

    ラブライブの時間圧縮的な演出が素晴らしい。 一つはシーン単位での圧縮。 例えば、3話で言えば、 OP明けから 学校玄関前(おそらく登校時)→屋上(直後?)→秋葉原(何時なのか不明)→校門前(放課後) →ほのかの家(ちゃぶ台が片付けてある)→神社(夜) と移動シーンなしで繋いでいきます。 ここまでの連続でのシーンのつなぎはなかなか見ません。 普通であれば、 「屋上へ探しに行くシーン」とか「秋葉原へ移動するシーン」とか そもそも「授業を受けているシーン」とかそういうのが入るでしょう。 でも、このアニメではそういったシーンは一切排除しています。 しかも何気なく見ているとそこまで気になりません。 なぜか。 それは、それらのシーンがこのアニメが見せたいシーンではないからです。 屋上に探しに行くとか、移動シーンとか授業とか、 そういった「段取り」は要らないとはっきり宣言している演出なのだといえます。

    ラブライブ3話に見る「時間を盗む」 - まっつねのアニメとか作画とか
  • メディアの違いを理解せよ - まっつねのアニメとか作画とか

    「メディアの違いを理解せよ」とは生徒会の一存1期1話の台詞でよくギャグのように使われるが、 この台詞はそんな軽いだけのものではない。 生徒会の一存1期監督の佐藤卓哉さんは、 元々は原画マン出身。 最初はアニメーターとして活躍し、そこから演出・コンテマン、そして監督へ。 さらにそれでは飽き足らずに脚家・シリーズ構成としても活躍している。 こういった例はそんなに多くはない。 宮崎駿さんと吉川惣司さんくらいのものではないだろうか。 つまり、アニメの主要工程を押さえた上での 「メディアの違いを理解せよ」 という言葉なのだ。 ではメディアの違いをどう考えるのか。 それが顕著に現れる部分についての話をしよう。 顕著に現れる部分、 それは「モノローグ」だ。 小説漫画とアニメではこのモノローグの意味合いがまったく違う。 小説漫画というのは時間を支配していない。 1行、1ページあるいは1コマが具体的に

    メディアの違いを理解せよ - まっつねのアニメとか作画とか
  • サムゲタンにもちゃんとした演出意図があるという話 - WebLab.ota

    いろんなところで話題になっている「さくら荘のペットな彼女」 第6話. エントリでは,アニメ演出的な意図を考えてみる. 結論 問1:何故おかゆでなくサムゲタンにしたのか? 答:あのシーンで当におかゆが出てきたら,ド直球すぎて恥ずかしさが増すので捻っておかゆ以外のもの(サムゲタン)にしている. 問2:では,何故ド直球でなく,捻ったのか? 答1:メガネ野郎の性格が直球じゃないから 答2:シリーズ構成が岡田麿里だから 「直球」から「変化球」へ 例えば,問題のサムゲタンシーン. もし素直におかゆを三鷹仁(メガネ)が準備していたらどうだっただろうか? 上段左:おかゆ……作って置いたから持っていってやれよ. 上段中:抱き枕と喋っているところを目撃される. 上段右:おかゆをべさせる 下段左:一晩中手を握ってくれてたんだね. 下段中:椎名に言われなかったら止めてたよ(キリっ) 下段右:才能に追いつくに

    サムゲタンにもちゃんとした演出意図があるという話 - WebLab.ota
  • 『氷菓』 京アニ演出家のスタイルの違い - あしもとに水色宇宙

    『氷菓』第17話「クドリャフカの順番」までを観て。演出家によって、そのスタイルが結構違うなと感じた。 「人物に芝居をさせて表現するスタイル」と「カット割りやレイアウトで表現するスタイル」の二つがあると思った。第17話「クドリャフカの順番」のコンテ・演出を担当した石立太一さんは、後者に該当する。カット割りや構図で表現するスタイル。第17話においての奉太郎と総務委員長・田名辺の会話シーンや摩耶花と漫研の先輩・河内の会話シーンのカット割りなど、人物に芝居をさせて見せていこうというわけでなく、カットを割って割って、会話シーンを作り上げていく。特に、折木と田名辺の会話シーンなんて、ここまでカットを割るのかと思ってしまった(石立太一さんが担当した第3話「事情ある古典部の末裔」の喫茶店における奉太郎と千反田の会話シーンもそれだ)。 レイアウトやカメラワークによって、人物の心情を表現していこうとしている。

    『氷菓』 京アニ演出家のスタイルの違い - あしもとに水色宇宙
  • 「氷菓」14話を観て――山田尚子のカッティング・イン・マジック - subculic

    アニメーションようやく始まった。否、始まっていた。古典部シリーズがアニメ化されると聞いて、楽しみにしていた挿話が「クドリャフカの順番」の料理コンテスト、「遠回りする雛」の二。特に前者はダブルヒロインが大活躍するシリーズ屈指のエンタテイメンツ。『氷菓』第14話「ワイルド・ファイア」は文化料理コンテスト回だった。しかも、山田尚子さんの演出・コンテ回という数奇な巡り合わせ。思わず身構えて観てしまった。焦点は摩耶花の焦燥と解放、古典部の仲間意識だったけれど、まさかこんな童話的な演出を仕掛けてこようとは。傑作回だと思うので、細かくみていきたい。 ■「ワイルド・ファイア」横位置(横顔)カット集山田尚子回定番の横顔から。『氷菓』でローテーションを組んでいる植野千世子作監と相まり、他の回とは少し雰囲気を感じさせる。横顔は顔の厚みや凹凸、丸みが画面に出ることになり、繊細に立体をとらないと違和感を生じさせ

  • http://anipression.doorblog.jp/archives/51349698.html