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ブックマーク / kazu-yamamoto.hatenablog.jp (4)

  • 正規表現を超える - あどけない話

    まずは、Audrey さんが言った Haskell の殺し文句を思い出して頂きたい。 正規表現ベースのパーサはメンテナンスしにくいのに気づいた? Parsec を使って 15分で Perl6 の完全なパーサを書く方法を勉強しましょう。 15分というのは誇張が入っていると思うが、正規表現が保守しにくく、Haskell の Parsec は強力で保守し易いのは事実だ。その理由を Perl と Haskell のコードを示しながら説明してみたいと思う。 Perl を愛する方に:この記事は Perl を攻撃するために書いたのではない。Perl を選んだのは、正規表現を広めた言語であり、僕がそれなりに Perl のコードを書けるためである。この記事の目的は、正規表現よりも関数型パーサー(Parsec)の方が優れていると示すことだ。 例題 この記事では例題として、IPv4 アドレスを解析する関数を書く

    正規表現を超える - あどけない話
    yohei
    yohei 2010/01/05
  • 文章の書き方(岩波新書) - あどけない話

    私にとっての文章の土台を便宜的に分類するとしたら、3つに分けられるだろう。 一番目は、大学の研究室での訓練。私が所属していた九大の牛島研では「推敲」というソフトを作っており、先輩たちの発表は、どういう文章が曖昧で、それをいかに見つけ出すかという内容が多かった。「父の写真」といった曖昧な文章をこれでもかと見せられるのである。学生時代に、曖昧な文章とは何か、正確な文章を書くにはどうすればいいか、じっくりと考える時間が取れたのは実に幸せだった。また、牛島教授はカタカナの使用にもうるさい人で、この指導にはとても感謝している。 二番目は、UNIX Magazine の連載中に編集長から教えて頂いたこと。たとえば、「山くんは文章がうまいけど、『非常に』と『行う』という言葉が多いね」と指摘された。今思えば、つまり「文章が下手だ」と優しく諭して頂いた訳だ。それ以来、僕はこの二つの言葉をいっさい使わなくな

    文章の書き方(岩波新書) - あどけない話
  • 言語表現法講義 - あどけない話

    言語表現法講義 (岩波テキストブックス) 作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/10/08メディア: 単行購入: 9人 クリック: 96回この商品を含むブログ (50件) を見る 文章の書き方をテーマとした名著に出会うと、心の中に爽やかな風が吹き抜けていく。こんな風に文章を書けるようになりたいなと。 このを読んで吹いた風は、爽やかではなかった。熱風に吹き飛ばされそうになった。 このは、9年に渡る大学での講義録である。熱風の源は、著者の態度にある。学生と真剣に向き合っているのだ。 なぜ最近の学生は文章を書くのが嫌いか。その理由がすぐにわかった。なぜかというと、いくら書いても教師がこれをしっかり読まないからだ。 この授業では、学生の書いた文章を著者が読み授業で批評する。ときには厳しく批判し、ときには「これはちょっと僕には書けない文章だ」と褒める。 私が大学の先生

    言語表現法講義 - あどけない話
    yohei
    yohei 2009/05/06
  • メールの符号化は悪だ - あどけない話

    Subject: の日語文字を符号化する方法(RFC 2047)とファイル名のそれ(RFC 2231)とが何故違うのか説明する機会がありましたので、ブログでも公開するとともに、僕の意見を述べさせてもらいます。 予備知識 Subject: の値に ASCII 文字以外を入れる場合は、RFC 2047 に従って符号化します。たとえば、 Subject: 日語文字 は、以下のように変換されます。 Subject: =?iso-2022-jp?B?GyRCRnxLXDhsSjg7ehsoQg==?= 一方、「ファイル.pdf」というファイル名は、RFC 2231 に従って以下のように符号化します。 Content-Disposition: attachment; filename*=iso-2022-jp''%1B%24B%25U%25%21%25%24%25k%1B%28B%2Epdf RF

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