2014年4月24日、環球時報によると、米パデュー大学中国宗教社会研究センターの楊鳳崗(ヤン・フォンガン)主任は19日付の英紙デイリー・テレグラフで、中国が15年後に米国を超えるキリスト教大国になるという予測を発表した。中国のキリスト教徒が2025年に1億6000万人に、2030年には2億4700万人に達するという結論を算出している。 【その他の写真】 無神論国家と言われる中国だが、現在この状況が急変しているという。米シンクタンク、ピュー研究所の「宗教や公共生活に関するピューフォーラム」が2010年に発表したデータによると、中国の仏教徒は総人口の18.2%、各民間信仰が21.9%、キリスト教徒が5.1%を占めている。しかし、中国社会科学院が2010年に初めて全国を対象に行ったキリスト教に関する調査では、キリスト教徒は国民の約1.8%である2305万人という結果が出ており、データには差がある