UX Movementにおいて記者、編集長を務めます。明快で効果的なデザインに美点を見出し、利用者のために払う労力を惜しみません。 一言で灰色と言っても、明るいものもあれば暗いものもあり、実に様々なバリエーションがあります。Webサイトなどでは、いたるところでお目にかかることのできる色でもあります。濃い灰色は主に見出しや本文に、薄い灰色はメタデータ、分類名、説明文に多く使われます。これらの色合いのうち、最も乱用されるのは薄い灰色です。 薄い灰色の文字の問題点 文字色として薄すぎる灰色は可読性に問題を起こしかねません。灰色の文字を薄くしすぎてしまえば、読者が読むにあたって支障をきたすことになります。文字の明度によっては、薄い色の背景に混ざってしまうのです。この現象は、単語や文字をぼやけさせ、判読を困難にします。無理に判読を試みれば、目を傷めてしまうでしょう。 また、薄い灰色の文字は読者の誘導
海外デザインブログ Medium で公開された「Desining in Color」の著者より許可をもらい、日本語抄訳しています。 配色は、デザイナーにとって強力なツールです。注目を集めたり、感情をゆさぶったり、メッセージを伝えることもできます。配色がどれほど重要なのか分かりやすく伝えるために、よく引用されるThe Impact of Color on Marketing では、いくつかの商品において、90%以上のユーザーが配色によって購入を決めているということも、研究によって分かってきています。 効果的に配色を活用することが、デザインにおいて重要になりますが、新しい色の組み合わせを考えるのも大変です。それぞれの色には意味があり、組み合わせは無限と言えるでしょう。 この記事は、デザインに合った配色カラーパレットのつくり方の紹介ガイドです。より多くの色をつかって、直感的に素敵な色の組み合わせ
Go言語、流行ってますね。今回はGo言語とQMLを組み合わせて、簡単にGUIアプリケーションを作れるgo-qmlについて紹介しましょう。 go-qmlとは? 「go-qml(qmlパッケージ)」はGo言語からQMLを使うためのGoパッケージです。Goプログラムの中でUIとしてQMLを利用できたり、QMLの拡張をGo言語で作成することができます。開発者はCanonical社員のGustavo Niemeyerで、Debian/Ubuntu上で最新のGo言語を導入するためのgodebやJujuのGo対応なども行っている人物です。 Go言語やQMLについてはRecipeの読者なら名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうし、よく使っているという方もそれなりにいらっしゃると思いますので釈迦に説法になりそうではありますが、両者についても簡単に説明しておきます。 「Go言語」はシンプルな仕様と豊富な標準
By GeometerArtist 図形が最も美しく見えるとして1:1.618という比率は黄金比と呼ばれ、その他にも図形が美しく見える白銀比(1:1.414)や青銅比(1:1.303)といった比率が存在しますが、「Metallic Ratio」では縦や横の幅を記入すると自動的にそれらの比率に従って長方形を作ってくれるので、デザインの仕事をしていたり、ポスターなどを描く際に役立つはずです。 Metallic Ratio http://ratio.b-shiki.com/ 比率には縦横比タイプと分割比のタイプがあり、縦横比タイプには、1:1、1:1.333、白銀比である1:1.414、黄金比の1:1.618、1:2、1:2.414(白銀比)、1:2.618、1:3.303(青銅比)の8種類の比率があります。 使い方は、縦横比のタイプを選択した場合、8種類の比率から使いたいものをクリックし、表示
ポルトガルのサン・ジョアン・ダ・マデイラ (Sao Joao Da Madeira)の鉛筆工場に展示されたColorADD表示のある色鉛筆(2012年2月9日撮影)。(c)AFP/PATRICIA DE MELO MOREIRA 【3月26日 AFP】色覚障害者たちにとって、路線ごとに色分けされた地下鉄路線図の識別や、衣服の選択、赤いりんごと青りんごの区別は容易なことではない。 だが、ポルトガルで1人のデザイナーが続けてきた先駆者的な研究によって、赤と緑など色覚障害者が区別しにくい色を簡単に見分けられる画期的なカラー識別コードが登場。こうした色覚障害者たちの悩みも解消に近づくこととなりそうだ。 このカラー認識コード「ColorADD」コードを10年近くかけて開発したデザイナーは、北部ポルト(Porto)のミゲル・ネイバ(Miguel Neiva)氏(42)。当初はネイバ氏が、修士論文研究と
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