米ナスダック市場に上場するSuper Micro Computer(スーパー・マイクロ・コンピュータ)の株価は、2月16日にアナリストが冷や水を浴びせたことで急落したが、人工知能(AI)関連のトッププレイヤーの1社と見られている同社の株価は、それでも目を見張るような水準を維持している。 スーパー・マイクロの株価は16日に20%急落して800ドル強に沈み、上場後の17年の歴史で6番目の下落率を記録した。 しかし、この暴落の後でも、スーパー・マイクロの株価は年初来で181%上昇している。これは米国の大型株のベンチマークのラッセル3000の中で3番目に高い上昇率であり、過去12カ月の上昇率は、770%と米国の主要株で最高を記録している。 生成AIに必要な高性能サーバーを製造し、エヌビディアやインテルなどを主要顧客とするスーパー・マイクロの株価は16日の取引開始直後に一時1000ドルを突破したが、