【HBR会員誌2011年2月号特集「超最新! 海外美容医療ニュース」より】 シワやたるみは、コラーゲン繊維の劣化や保湿力の低下などの皮膚老化だけでなく、実はもっと深いところ、つまり「頭蓋骨の老化」とも関係していることが、アメリカの美容医療に関する医学雑誌"PlasticandReconstructiveSurgeryJounal"2011年1月号に掲載された。 この研究は白人男女120人を対象に、若者(20〜40歳)、中年(41〜64歳)、老人(65歳以上)に分類して、頭蓋骨、特に顔の骨が年齢とともにどのように変化していくかを分析したもの。 20〜40歳の女性と65歳以上の女性の頭蓋骨を比べてみると、老化によって頭蓋骨全体が下方向に崩れているのがよくわかる。「眼窩(がんか)」と呼ばれる眼球を納める目のくぼみ部分が大きくなっている。これが原因となって、まぶたが垂れて目が小さく見えてしまったり