政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が15日の参院改革委員会の閉会中審査に出席。東京都に4度目の緊急事態宣言が出ている現状に「人々がコロナ疲れで、緊急事態に慣れ、飲食店から『限界だ』という声も聞こえてくる。人々の行動制限だけに頼るという時代はもう終わりつつある」と発言し、今後は感染拡大抑止に向けて科学技術への投資を求めた。 尾身会長のこの認識に対し、識者から「おそすぎませんか」などの憤りや疑問の声が次々とツイートされた。 脳科学者の茂木健一郎さんは「全くそのとおりだと思いますし、そのようなご回答をなさったことに敬意を評しますが、尾身さん、おそすぎませんか? 昨年の3月くらいからそういう姿勢でいらっしゃるべきだったのでは?」と疑問を投げかけた。コロナ患者の治療を続ける宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長も「それは第1波の後からそうでした」と憤った。 また、タレントの麻木