平方根・立方根を筆算で求める方法 近所の図書館では毎年古本市を開いている。在庫があるとか、貸出利用がないとかで 不要になった書籍を無料で開放している。隣町では、一人20冊までとかの冊数制限を設 けているが、我が街の図書館は冊数無制限である。そんな太っ腹な所が好きで、毎年足 を運んでいる。朝10時開館前から並ぶ人も多く、会場は超満員であった。 今年も、30冊近く本をGETすることができた。その中で気になる本が1冊あった。 昭和9年初版発行、昭和17年9月13日に13版発行(2000部)と記された 問谷 力・森本清吾著 袖珍 数学公式要覧(山海堂出版部) という本である。(出版社は、現存する「山海堂」のことだと思うが、詳細は不明。) 公式集としては、高校生向けの『科学新興社モノグラフ24.公式集』が有名であるが、 上記の公式集は、小学校から大学初年級位までの、数学のありとあらゆる公式が網羅