「人、物、場所、あらゆるモノがインターネットにつながり、情報を発信し始めている。それらを1つにまとめることによって、新しい価値が生まれてくる」---。 ガートナー ジャパンが2013年4月24日から26日に開催した「ITインフラストラクチャ&データセンター サミット 2013」の最終日、ガートナー ジャパンの池田武史ガートナー リサーチ リサーチ ディレクターが、「Connected World:あらゆるモノのインターネットが企業にもたらすインパクト」と題した基調講演に登壇。身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながるという状況(Internet of Everything)が、企業に与えるインパクトについて講演した。 池田氏はまず、過去から未来に向けてインターネットを3つの時代に分けた。初期のWWW(World Wide Web)をパソコンで閲覧する時代を「情報のインターネット」、2