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〜ポストモダン思想を乗り越える〜 竹田: 私の『人間的自由の条件』という本の力点を自分なりにいうと、近代哲学者たちが考えた哲学的原理をもういっぺんすべて掘り出して、その意味をはっきりさせることで、社会論を一からやり直そうということでした。 その背景をちょっとだけ言います。 私は二十歳代の頃、マルクス主義者でした。当時は、マルクス主義の思想が、世の中の矛盾を克服してその先に進める唯一の希望の考え方だと、ほとんどの人が思っていたんですね。 けれども、だんだん、マルクス主義は資本主義を克服することもできないし、マルクス主義国家をも克服することもできないことがはっきりしてきて、非常に困っていたときに、フランスからポストモダン思想が入ってきました。そして今度はこの思想が、私の世代だけではなく、少し下の世代にとっても新しい希望の星になった。 マルクス主義の、いわば教条主義的、権力主義的なところを批判す
2014年 7月12日、哲学者の竹田青嗣氏と苫野一徳のトークイベントが、リブロ池袋本店にて開催されました。 「自由」になるための哲学~ヘーゲルから社会構想まで~ 以下では、今回が初となった、スリリングな公開師弟対談の一部始終をお届けします。 〜哲学はこう修行する!〜 苫野: 今日は、僕の新刊『自由はいかに可能か――社会構想のための哲学』の刊行記念と、NHKブックスの創刊50周年記念ということで、このようなイベントを開催していただきました。 まず、竹田先生との出会いからお話したいと思うんですが、2004年に『人間的自由の条件』(講談社)という竹田先生の本が出たんですね。 これを読んで、非常な衝撃を受けました。ちょっと大げさな言い方なんですが、今まで自分の積み上げてきたものが全部崩壊するという、ひどい自己崩壊が起こりました。 ただ、最初は「くそー」と反発したんですね。「いつか必ず竹田青嗣を論駁
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