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ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (6)

  • 村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - チェコ好きの日記

    「村上春樹の小説がどうも好かん」という方に、たまに出くわします。 一方私は、けっこうな村上ファンです。長編小説はすべて読んでおり、短編小説も一部をのぞいてほとんど読んでいます。エッセイもたくさん持っています。 ただし、村上ファンであることを公言するとアンチ村上派に鼻で笑われるので、最近は「村上春樹が好き」であることを、あまり表立って言わないようにしています。 (表立って言えないので、ブログに書いています……。) 村上肯定派も、アンチ派も、この方の小説に関しては、いろいろと言いたいことがあるもよう。 アンチ派の意見として代表的なのは、Amazonの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のレビューで★1の評価をつけている、ドリーさんのようなものでしょうか。 Amazon.co.jp: ドリーさんのプロフィール: レビュー このドリーさんのレビューは大変面白くて、ファンである私も、思わず吹

    村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - チェコ好きの日記
    youko03
    youko03 2017/02/25
    ブコメ評がw
  • 芸術系大学院卒がえらぶ! とりあえず観ておいたほうがいいベタな名作映画5選 - チェコ好きの日記

    趣味が「映画鑑賞」という人は、老若男女問わずたくさんいます。 そんな「趣味映画鑑賞」の人なら、「これが王道でしょ!」みたいな作品って、だれでも思い当たるものがいくつかあると思うんですよね。ただ、その「王道」には年齢や性別や映画趣味嗜好によって、大きなズレが生じます。「どんな映画を」「どれくらいの頻度で」「年間何くらい観るか」というのは、同じ「趣味映画鑑賞」の人でも、さまざまだからです。 では、大学と大学院で映画を6年も学んでしまった私にとっての「王道」とは何か? ちょっとそんなことを考えてみたくなったので、今回は私が思う「これが王道でしょ!」な映画を、5つ紹介してみようかと思います。 ★★★ 1 ジャン=リュック・ゴダール『気狂いピエロ』(1968年) 「気狂いピエロ」予告編 - YouTube 気狂いピエロ [DVD] 出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ 発売日: 2002/

    芸術系大学院卒がえらぶ! とりあえず観ておいたほうがいいベタな名作映画5選 - チェコ好きの日記
  • 美術史、ヤンキー絵画を語る『ラッセンとは何だったのか?』 - チェコ好きの日記

    イルカの絵、といえばだれでも真っ先に、クリスチャン・ラッセンの絵画を思い浮かべるのではないでしょうか。目に鮮やかなその作風は、一度見たら忘れられない鮮烈な印象を、私たちにあたえます。 ※ラッセンのジグソーパズル このクリスチャン・ラッセンという人の作品は、日では80年代後半〜90年代前半に、ブームの全盛期を迎えました。今では少々影が薄くなった気もしますが、一時期はおもちゃ屋さんのジグソーパズルコーナーへ行けば、ハワイのお土産屋さんに行けば、水族館へ行けば、カラオケに行けば、パチンコに行けばーー必ずラッセンの絵か、あるいは「ラッセン的なイメージ」が溢れていたような記憶が、確かにあります。 私は1987年の生まれなので、その全盛期の頃の「ラッセン」を、ぼや〜っとした印象でしか知りません。でも、ジグソーパズルとか水族館とか、自分を取り囲む環境のなかで「ラッセン」あるいは「ラッセン的なるもの」を

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    youko03
    youko03 2016/12/07
  • まったくどうでもいいことを学んでいた私の大学4年間について - チェコ好きの日記

    局長 (id:kyokucho1989) さんの以下の記事を読んで、私も大学や大学院で学んだことを、思い出してみたくなりました。 四年制大学ってひどい!わけわからん教養を学ぶために大学でやってきたことをまとめる。 - マトリョーシカ的日常 私が大学生をしていたのは、2005年から2009年の4年間。 大学院生をしていたのは、2009年から2011年の2年間です。 現在は、2013年。 このあたりで思い出しておかないと、記憶が永久に葬られてしまう可能性があるので、記録として残しておきたくなったというわけです。 ちなみにプロフィールにあるとおり、私は「役に立たないことを学ぶ学部代表」として名高い文学部、それも芸術系の出身です。 大学の頃の話を、理系や法学、政治経済系出身の知り合いにしたりすると、いつも苦虫を噛み潰したような顔をされます。そして苦し紛れに彼らがいうことは、「ラクそうでいいね」。

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    youko03
    youko03 2016/12/07
    これは尊敬
  • 『約束された場所で underground2』 村上春樹と考えるオウム真理教。(前編) - チェコ好きの日記

    突然ですが、私は<カルト宗教>にものすごい興味があります。 もちろんカルト宗教の教義か何かに惹きつけられているというわけではなく (あの伊勢神宮に行っても「ふーーん」としか思わなかった超俗世の人間ですので!)、カルト宗教にはまってしまう人のメンタリティというか、社会で弱っている人を吸収してしまう構造とか、そういうものに興味があります。 そこで、の整理をしていたら、こんなが出てきました。 約束された場所で―underground 2 (文春文庫) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/07メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 73回この商品を含むブログ (130件) を見る作家の村上春樹が、オウム真理教の元・現信者に行なったインタヴュー集です。 副題が「underground2」となっていますが、地下鉄サリン事件の被害者の証言をまとめた『アンダーグラウンド

    『約束された場所で underground2』 村上春樹と考えるオウム真理教。(前編) - チェコ好きの日記
    youko03
    youko03 2016/08/17
    “そういう本質的な疑問に悩む人->若い頃から様々な本を読み、思想に触れて、検証を重ねて、その集積の中から何らかの思想体系を選んでいく。オウム信者->ムード先行みたいな感じで、すうっとオウムに入っちゃった”
  • 刺激と不幸を求めてしまうのはなぜ? 國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 - チェコ好きの日記

    「なんとなく退屈だ」。 これは最近の私の感想でも地方の若者の感想でも東京のOLや女子大生の感想でもなく、ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーが「退屈の第三形式」として提示した、最も深い「退屈」の形態です。しかしそう難しく考えなくても、「なんとなく退屈だ」、この思いを人生で一度も抱いたことのない人なんていないでしょう。毎日が充実していないわけじゃない、楽しいことがないわけじゃない、友達がいないわけじゃない、それなのに「なんとなく退屈だ」。気晴らししようにもどうも気分が晴れない。 人間はなぜ「退屈」するのか、「退屈」はどこから生まれるのか、「退屈」から逃れる方法はあるのか? そんなことを考えるのに役立つのが、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』です。このすごく面白かったので、今回はこれの感想文を書きます。 暇と退屈の倫理学 作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/10/

    刺激と不幸を求めてしまうのはなぜ? 國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 - チェコ好きの日記
    youko03
    youko03 2015/01/06
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