ネットで音楽を自由に使い、二次創作の邪魔にもならず、作家に著作権使用料を支払うにはどうすればいいか――そんなボーカロイド曲のカラオケ問題は「部分信託」で解決をみた(「“ネット発音楽”で新潮流!著作権の「部分信託」で何が変わる?」を参照)。「演奏」と「通信カラオケ」はJASRAC(日本音楽著作権協会)に信託し、「インタラクティブ配信」や「録音」は自己管理とする。これはリスナーの間でも現状の最適解として理解されたようだ。 この流れを受け、ボカロPから部分信託で作品を預かる音楽出版社が出てきた。今のところ、ボーカロイドブームに当事者として関わった企業が中心だ。 カラオケ問題から著作権ビジネスへ 最初に業務を公にしたのは、エクシング・ミュージックエンタテイメント(XME)だ。通信カラオケのJOYSOUNDを展開するエクシング傘下の音楽出版社で、昨年11月末に部分信託業務をするための第二事業部を立ち
前回(“ネット発音楽”で新潮流! 著作権の「部分信託」で何が変わる?)のデッドボールP曰く「ネットではカスラックと呼ばれているくらいイメージが悪い」というJASRAC。だったら他の著作権管理事業者を選んでも良かったはずだ。 2001年10月に施行された著作権等管理事業法で、それまでJASRACが独占していた音楽著作権の管理事業に、民間の参入が可能になった。現在はイーライセンス(e-license)、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)など複数の事業者がある。それに合わせてJASRACの信託契約約款が更新され、著作者は各支分権ごと(前回記事参照))に管理事業者を選べるようになった。今回の「部分信託」も、この10年前からある仕組みを利用したものだ。 ところがカラオケの著作権使用料というと、未だにJASRACの話題しか上がってこない。それはカラオケから著作権使用料を徴収できる事業者が、事実上
メーンストリームの音楽市場が縮小を続ける中、存在感を強めているのが“ネット発”の音楽だ。特に音声合成ソフト「VOCALOID」を使った、いわゆる「ボカロ曲」に人気が集中している。クリプトン・フューチャー・メディアが「初音ミク」を発売した2007年8月末以降、ニコニコ動画のような動画サイトで人気に火が付き、中高生からコアなマニア層まで、いまだその人気は衰えを見せていない。 コミックマーケットのような同人誌即売会やボーカロイド専門のイベント「THE VOC@LOiD M@STER」などでは、こうしたボカロ曲のCDが飛ぶように売れている。CDの体裁はカラーコピーのジャケットにCD-Rという手作り感満載のものから、奇麗に印刷しプレスした商業盤のようなものまで様々。クリエーター側も若いアマチュアから、プロの音楽シーンを経験したミュージシャンまで、多様な背景を持つ。 一般流通に乗ったボカロ曲のCDがオ
企業におけるグループウェア利用でもっとも重視される機能は「スケジュール管理」です。GoogleのWebアプリケーションで言えば『Googleカレンダー』が相当します。Googleカレンダーは、個人、企業を問わず幅広く利用されており、AjaxとJavaScriptを使ったUIによって、マウス操作によるスケジュールの作成、変更などが容易に行なえます。ローカルアプリケーションと比べても遜色なく、とても高機能です。今回はGoogleカレンダーをもっと便利にするツールを紹介します。 『Googleドキュメント』を活用している人はこちら! 【レビュー】『Googleドキュメント』を便利にするツールたち - オススメ16選 * * * デスクトップ上でスケジュールを通知 名称 GMinder 予定されているスケジュールを見逃さないようにするには通知機能を使うのがよいでしょう。Windowsユーザであ
ついにHTCから発売決定! グーグル初の「Chrome OS」タブレット、iPadも驚きの激安価格に...2010.08.19 10:305,561 0円ケータイ並みの衝撃価格で出そう... Androidを超えると噂のグーグルが開発する新たな「Chrome OS」を搭載した初のタブレットが、世界に先駆けてベライゾンから11月26日に発売決定との最新リーク情報が流れてきましたよ。この日は感謝祭明けの金曜日で、ド派手なセールで一斉にクリスマス商戦へと突入する「ブラック・フライデー」となっており、Chrome OSの誕生を祝うには最高のタイミングでのリリースになるかもしれませんね。 すでに年初から伝えられていたように、HTCがグーグルとタッグを組んで作り上げるタブレットは、ベライゾンと契約すれば、iPadも驚きの超低価格で発売される見込みです。製品スペックは噂ですが、1280×720の高解像度
私たちは「オープンテクノロジー」の発展と創造が素晴らしい未来を作ってくれると信じています。 技術を自分の内に閉じ込めず、広く世の中に開放すること、より優れた技術、新しい技術をみんなでつくる。 90年代後半に生まれ、イノベーションを加速させた「オープンソース」という考え方をもっと広く根付かせるために。 技術者たちのスキルを証明する認定試験を開発・運用し、技術習得に役立つ技術教材をつくり、技術の価値を世の中に伝える。 LPI-Japanは、技術を学び、発展させる人々のパートナーです。 詳しく知る LPI-JapanはIT エンジニアの キャリア形成を 支援しています。 国内外の様々な団体とともに、学習支援、雇用支援を通じてこれからの社会で活躍できるITエンジニアの育成に力を注いでいます。 action1認定の価値を知る 私たちはオープンテクノロジー技術者認定機関として様々な認定試験を提供してい
週刊ダイヤモンド ITBizNews 業界分析で定評ある『週刊ダイヤモンド』編集部がニュース記事の中から特に注目されているIT関連分野の最新ニュース・トピックスを中心にお届けしていきます。 バックナンバー一覧 「今からでも、2社でやってもよいのでは?」 土壇場になって“ダークホース”が登場した。彼らの発言は、これまで関係者の多くが口に出さなかった正論だったので、事態はますます混迷の度合いを増してきた。 民主党の議員連盟によるヒヤリングの終了後、関係するキーマンが順番に「(記者団による)ぶら下がり取材」に応じるという不思議な光景が見られた。民主党関係者、NTTドコモ、マルチメディア放送、KDDI、メディアフロージャパン企画、クアルコムの幹部で、廊下はあふれ返った 8月3日の夕方、夏の日差しが照り付ける永田町の衆議院第2議員会館地下の会議室で、民主党の「情報通信議員連盟」が主催するワーキンググ
「クラウドコンピューティング」は、いつしか「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」という2種類の言葉が使い分けられるようになった。前者は一般に、「Google Apps」や「Amazon EC2/S3」「Windows Azure Platform」といった、誰もが使えるサービスを指す。 では、後者のプライベートクラウドとはいったい何か。企業内(またはグループ企業内)で構築して利用するシステム基盤と何が違うのか。仮想技術はプライベートクラウドに欠かせないものといえるが、「仮想技術=プライベートクラウド」というわけではないだろう。この連載では、プライベートクラウドとは何か、それはどのようにして構築するのかを明らかにしていく。 まずは、日本IBMのクラウドコンピューティング事業においてCTOを務める山下克司氏の寄稿をお届けする。 プライベートクラウド 総論 (著者:日本IBM 山下克司
KindleやiPadに端を発した、デジタル・コンテンツの配信プラットフォーム競争が日本でも熱を帯びてきた。7月1日にソニー、KDDI、凸版印刷、そして朝日新聞が共同で電子書籍の配信事業会社を設立。同20日にはシャープがタブレット端末の試作機をお披露目すると共に、出版業界の賛同を経て電子書籍を配信する計画を発表した。両陣営とも、いずれは動画やゲームなど、コンテンツ全般の配信プラットフォームへと発展させる方針だ。それ以前からソフトバンクの「ビューン」や電通の「Magastore」など、コンテンツの配信プラットフォームは乱立の様相を呈している。 中でもシャープの取り組みは野心的だ。単に端末を提供するだけでなく、動画や音声などマルチメディア対応の「次世代XMDF」という同社独自の規格(フォーマット)を提案。この規格に基づく、電子書籍のオーサリングや配信のシステムを新聞社や出版社に提供する。さらに
GT Nitro: Car Game Drag Raceは、典型的なカーゲームではありません。これはスピード、パワー、スキル全開のカーレースゲームです。ブレーキは忘れて、これはドラッグレース、ベイビー!古典的なクラシックから未来的なビーストまで、最もクールで速い車とカーレースできます。スティックシフトをマスターし、ニトロを賢く使って競争を打ち破る必要があります。このカーレースゲームはそのリアルな物理学と素晴らしいグラフィックスであなたの心を爆発させます。これまでプレイしたことのないようなものです。 GT Nitroは、リフレックスとタイミングを試すカーレースゲームです。正しい瞬間にギアをシフトし、ガスを思い切り踏む必要があります。また、大物たちと競いつつ、車のチューニングとアップグレードも行わなければなりません。世界中で最高のドライバーと車とカーレースに挑むことになり、ドラッグレースの王冠
レビュー会議が失敗する背景に,典型的な三つの原因がある。それらを回避し効果を高めるには,プロセスを踏み,3回に分けて実施するとよい。レビューの専門家に,その方法とコツを解説してもらう。 細川 宣啓 日本IBM みなさんの現場では,こんなレビュー会議をしていないだろうか。議論が発散して時間が掛かる割に,重大な欠陥を検出できない。議論が活性化せず,みんな下を向いている。なじり合いやケンカの場になっている─。 そもそもレビュー会議には,スキルの高いITエンジニアが参加するはず。それなのに,どうして冒頭のようなレビュー会議になってしまうのか。 筆者は現場の開発リーダーや品質保証部門という立場で,数多くのレビュー会議を見てきた。その経験からいえるのは,レビューが失敗に終わる背景には典型的な原因が存在し,それらを回避するための工夫やコツがある,ということだ。 以下では,組織的なレビューの要といえる「
新着記事一覧 やまと、群雄【動】シリーズに『クロノスの大逆襲』からケンリュウが参戦 [02:11 10/13] ASUS、「ASUS PC Park 2008 Powered by Intel」開幕--大阪で最新製品を体験 [21:55 10/12] 小倉優子「消防団は親父も退治してくれます」 --「地域総合防災力展」が開催 [14:03 10/12] 【レポート】今週の秋葉原情報 - 大容量HDDに注目! 1.5テラが新登場、そして再び8千円切りの1テラも [02:08 10/12] 【インタビュー】「デザイナーがもっと面白く自由になればいい」-クリエイター・長谷川踏太 [21:47 10/11] 仲村みう、生涯"ゴスロリ"宣言 - 「おばあさんになっても続けます!」 [16:25 10/11] 新垣結衣、羽織袴姿で貫禄ポーズ - 映画『フレフレ少女』初日舞台挨拶 [16:0
「PHP技術者認定機構 発起人会」は2010年7月26日、「PHP技術者認定機構」を2010年10月にNPO法人として設立し、「PHP技術者認定試験」を開始すると発表した。オライリー・ジャパン 編集長 伊藤篤氏が機構の理事長に就任する予定。 PHP技術者認定試験としてはイスラエルZend Technologiesが試験を策定し、ピアソンVUEが実施している「Zend PHP Certification」がある。PHP技術者認定試験では、日本語処理などを試験範囲に加える。また「オライリー・ジャパンが出版している市販の技術書を主教材とすることで、一般的な技術者認定試験よりもテキストの価格を下げ、受験しやすくする」(発起人会)という。受験料は初級試験1万2000円、上級試験1万5000円を予定している。3年間で5000人の合格者を目標とする。 副理事長には、初級試験の主教材「初めてのPHP5」(
仕事で、Linux上のデバイスドライバを開発する事になったので、いろいろと調べた情報をまとめてみる。 ウェブ上の情報 Linux Device Drivers, Third Edition [LWN.net] オライリーの「Linuxデバイスドライバ第3版」の英語版がPDFで無料で読める。 Linux Device Driver 少々古い情報。カーネル2.0/2.2対応のデバイスドライバ開発。 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/kernel-docs-2.6/index.html カーネル2.6のドキュメントの日本語訳版。 http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/The-Linux-Kernel-9.html こちらは少し古い情報。2000年前後。詳しくは読んでないが、ある程度は参考になりそう。 Linux Kernel Modul
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く