公共事業削減が当別町を直撃−地元有力企業倒産の波紋 2011年02月24日 07時55分 札幌圏の郊外に位置し、閑静な住宅街とのどかな田園風景が広がる当別町に再び激震が走った。昨年7月の北成建設に次いで、17日に泉亭建設が自己破産した。いずれも地元を代表し、道央での完工高が上位にランキングする建設会社。住民生活と深く関わる除排雪や災害復旧、雇用問題など建設会社の相次ぐ淘汰(とうた)が地域に与える影響は計り知れない。公共事業削減のうねりが小さな町を直撃し、〝地域社会〟を揺るがし始めている。 18日早朝、泉亭建設の社屋に「自己破産」を知らせる張り紙が貼られた。創業63年で親族から町長が出るほどの名門企業。その衝撃は大きく、町内に漂う〝重苦しい空気〟をうかがわせる。 札幌市内に本社を置く建設会社のある社長は「あの会社がまさか」と息をのみ、下請け建設会社の社長は「この影響はどこまで広がるのか。未
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く