ランサーズ代表取締役の秋好陽介氏 クラウドソーシング大手のランサーズは12月18日、パーソルホールディングスと新生銀行を引受先とする第三者割当増資で10億円の資金を調達した。ランサーズは同時に両社と業務提携も締結し、フリーランス向け融資事業に打って出る。 ランサーズの調べによると、日本におけるフリーランス人口は労働人口の17%にあたる1122万人で、昨年比5%増となり、正社員や派遣とは異なる第三の「新しい働き方」を選択する人々が増加傾向にあるという。一方で今回提携するパーソルグループは派遣のテンプスタッフや人材紹介のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)などを傘下に、日本の労働人口の流動生を高める事業を展開してきた。 両社はこれまでパーソルグループ傘下のパーソルキャリア(旧インテリジェンスホールディングス)から出資を受けるなど業務提携を進めてきたが、この枠組みに新生銀行を新たに加え、取り組