2015年3月21日のブックマーク (5件)

  • 「武具の日本史 正倉院遺品から洋式火器まで」近藤 好和 著

    『「武具」とは、戦闘の道具である攻撃具と防御具を総称した歴史用語である。』(P12) 近代以降、攻撃具の劇的な発達によって防御具が衰退し、攻撃具が『個人使用の小型の攻撃具』であるところの「武器」と『大型かつ大規模な攻撃具』であるところの「兵器」と呼ばれるようになっていく。ただし元々は「武器」も「兵器」も用例は少ないものの防御具を含む歴史用語ではあったそうだ。その、前近代までの日の武具の歴史をコンパクトにまとめた一冊。 まず、武具には儀仗と兵仗がある。儀仗は儀式用・神具で兵仗は実戦用となる。書で説明されるのは後者の兵仗の方だ。攻撃具は「弓箭(ゆみや)」「鉄炮」などの飛び道具と「刀剣」「長柄」などの衝撃具に大別され、防御具は「甲(よろい)」と「冑(かぶと)」に大別され、他に「小具足」と「盾」がある。さらに古代の「刀」は「たち」、中世以降は「かたな」となるし、直刀か彎刀かで直刀は「大刀」彎刀

    「武具の日本史 正倉院遺品から洋式火器まで」近藤 好和 著
    ystt
    ystt 2015/03/21
  • Scott Fullwiler の話③’’’’’ - 断章、特に経済的なテーマ

    暇つぶしに、徒然思うこと。 あと、書き癖をつけようということで。 とりあえず、日銀で公表されている資料を題材に。 やっとこさ、終わりまで。 まあ、おかしなところが多々あるが これから見直しを開始。(笑 なお、ワード原稿からブログへコピーするに際し、 文字化けというのか、おかしく変換されてしまう個所もあるようで そういうところまでチェックしてません。(気が付いたところでいえば 今回、唯一の数式である(15)は、コピーした時点では、 なぜか(1)となっていた。これは、たまたま気が付いたので直したけれど。。。。 ((15)の数式が表示されていないが、これは ワードで数式を書いているときに数式エディタを使ったため。 まあ、しゃあない。)また、 広範では表(グラフ)への参照がしきりと求められているが これは、前にリンクをつけたところから原論文を参照して ご確認お願いします。 話は変わるが、次回から「

    Scott Fullwiler の話③’’’’’ - 断章、特に経済的なテーマ
    ystt
    ystt 2015/03/21
    Scott T. Fullwiler, “Interest rate and Fiscal Sustainability” 翻訳(5)
  • 「河内源氏 – 頼朝を生んだ武士本流」元木 泰雄 著

    鎌倉幕府を開いた源頼朝に至る河内源氏七代の系譜を丁寧に描いた一冊。 頼朝以降将軍三代も含め源氏の足跡には確かにロマンを感じる。歴史的にも、それこそ数百年に渡って人びとは源氏歴代にロマンチシズムとヒロイズムと憧れと権力の正当性、さらには素朴な信仰心までも仮託して、半ば神話化しつつ語り継いできた。そういう源氏に対する思い入れの強さ、存在の大きさから、頼朝以前の河内源氏の活動は鎌倉幕府草創に至る、貴族政権に対抗して武家政権樹立を目指した大きな流れとして解釈されがちだったが、中世史研究が進むにつれてそのような従来の源氏評価は大きく変わってきた。武士と貴族は対立する存在ではなく、武士は王権の下に結集し、武士と貴族とがともに支配者として民衆の上に立つ。 王朝の権威を背景とする軍事貴族としての姿と、公的権威から逸脱しつつ自身の力量で道を切り開く自力救済に基づく姿とが武士を動かす原理であり、王朝権威と自力

    「河内源氏 – 頼朝を生んだ武士本流」元木 泰雄 著
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    ystt 2015/03/21
  • 中国への「配慮」は悪いことではないかもしれない:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2015年3月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 50通りもの微妙な違いがある外交上の言葉遣いでは、「accommodation(配慮、取り計らい)」という言葉はAで始まるもう1つの言葉「appeasement(宥和)」より痛烈さが若干弱いだけだ。先週、米国のある政府高官は、中国に対する「絶え間ない配慮」について英国を批判した。 英国政府は、一部の人がいずれ米国主導の世界銀行に挑むのではないかと懸念する中国主導のインフラ銀行のメンバーになることに同意した。米政府高官の発言は、ほかにも譲歩があったことを言外に意味していた。ある時はダライ・ラマと会わないという取引があった。またある時は香港の民主主義について控えめな表現にとどめた、ということだ。 「我々は中国への絶え間ない配慮へ向かうトレンドを警戒している。これは台頭する大国と関与する最善の方法ではない」と同高官は述べた。 台頭する大国

    中国への「配慮」は悪いことではないかもしれない:JBpress(日本ビジネスプレス)
    ystt
    ystt 2015/03/21
  • 世界の製造業:メード・イン・チャイナ?:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2015年3月14日号) 製造業におけるアジアの優位は永続する。このことが他地域の発展を難しくする。 モノを作って外国人に売ることで、中国は自国を一変させ、それに伴って世界経済をも塗り替えた。 1990年には、中国は金額ベースで製造業の世界生産高の3%以下しか生産していなかった。今では中国のシェアは25%近くに達している。中国は全世界のエアコンの約80%、携帯電話の70%、の60%を生産している。 中国の白熱した躍進は、東南アジアの奥深くに達するサプライチェーン(供給網)を築いた。この「ファクトリー・アジア」は現在、世界の製品の半分近くを作っている。 中国韓国台湾のようなアジアの虎の足跡をたどってきた。多くの人は、いずれはバトンが世界の別の地域に渡り、今度はバトンを受けた国々が製造業の力で繁栄への道を築けると考えていた。 しかし、中国の支配力は賃金上昇によって緩む

    世界の製造業:メード・イン・チャイナ?:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/03/21