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【9月29日 AFP】生まれか育ちか──人が他人をあやめる理由を知るべく探求を続ける哲学者や社会学者、心理学者らの心に何世紀にもわたって居座っているのは、この問いだ。 1650年代に英イングランドのトマス・ホッブス(Thomas Hobbes)が主張したように、人は生来暴力的なのか、それともその1世紀後にジャンジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)が理論化したように、その振る舞いは育った環境からの影響がより強く反映されるのだろうか。 こうした疑問を進化生物学という新たな角度から再検証した研究論文が27日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。論文を発表したスペインの研究チームは、人の暴力性は、少なくともその一部は祖先から受け継がれたものであり、霊長類に共通するものと結論付けている。 研究では、現存するほ乳類1024種の死に関する400万件以上のデータと、約
ペルー南部クスコ県のビルカノタ川で、清掃作業員が見つけたインカ帝国の祭壇の一部。ペルー文化省の提供写真(2016年9月28日提供)。(c)AFP/Ministry of Culture 【9月29日 AFP】ペルー南部クスコ(Cusco)県を流れるビルカノタ(Vilcanota)川で、岸辺を清掃していた作業員らが偶然、古代インカ(Inca)帝国の祭壇とみられる遺物を発見した。ペルー文化省が28日、発表した。 川岸で見つかったのは祭壇全体の35%ほどに相当する部分で、重さ約20トン、幅2.5メートル、高さ1メートル。ずっしりとした石造りで、詳細な模様が彫られている。紀元前1500~1200年に造られたとみられる。 この祭壇は、4年前に行われた一帯の道路工事で永久に失われてしまったと考えられていた。 クスコ県文化当局は、この祭壇を遺跡観光の村オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)の中
ベトナムの首都ハノイで、在越フィリピン人らを前に演説するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2016年9月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/HOANG DINH NAM 【9月29日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(71)は28日、米軍とフィリピン軍との合同軍事演習について、来月行われる次回演習が「最後になる」と述べた。ドゥテルテ大統領がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を下品な言葉で罵倒したことで冷え込んでいる米比同盟関係に、さらに水をさすことになりそうだ。 米比合同演習「フィブレックス(PHIBLEX)」は10月4~12日にフィリピンで実施される予定。しかし、ベトナムを訪問中のドゥテルテ大統領はハノイ(Hanoi)の高級ホテルで記者会見し、今回が最後の演習になると宣言した。 ドゥテルテ大統領は今月初めにラオスで行われた東南ア
オランダ・ニーウェガインで、マレーシア航空MH17便撃墜事件についての捜査結果を報告する合同捜査チーム(2016年9月28日撮影)。(c)AFP/EMMANUEL DUNAND 【9月29日 AFP】2014年7月にウクライナ東部で起き298人が死亡したマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便撃墜事件について、オランダが率いる合同捜査チームは28日、使用されたミサイルがロシアから搬入されたことが分かり、事件に「積極的役割」を果たしたとされる約100人が捜査対象となっていることを明らかにした。 捜査チームは、MH17便が地対空ミサイル「ブク(Buk)」によって撃ち落された「反論の余地のない証拠」があるとした上で、同ミサイルはウクライナ東部の親ロシア派掌握地域にある平原から発射されたことを確認したと発表した。 捜査チームの報告によると、同ミサイルはロシアからウクライナに運
午前中の病院の待合室は、診察を求める高齢者らでごった返すことが多い。国民皆保険の恩恵とも言えるが、いつまで持続可能なのだろうか(撮影/写真部・松永卓也)この記事の写真をすべて見る 膨らむ医療費(厚生労働省などの資料から 国民健康保険の収支と内訳(国民健康保険事業状況報告書から) 少子高齢化が進む中、医療費が膨らみ続けるニッポン。「もう持たないのでは」と誰もが不安を覚えている状況に「もはや一刻の猶予もない」と警告する厚生労働省幹部が現れた。医療ガバナンスの専門家、上昌広(かみまさひろ)さんが、その見方に切り込んだ。 上昌広さん(以下、上):日本の医療財政に破綻(はたん)が迫っている。そう考えておられると聞きました。 厚労省幹部(以下、K):はい。社会保障財政も医療財政も、皆保険制度も破綻の瀬戸際です。 国民健康保険の収支を見ると、毎年若干の黒字に見えますが、保険料収入と同等もしくはそれ以上の
昨日、ニューズウィーク日本版に掲載された記事「家事をやらない日本の高齢男性を襲う熟年離婚の悲劇」について、内容に間違いがあることを当ブログの記事「「日本の高齢者男性は家事を分担しない」という舞田敏彦さんのデマ」において指摘しましたが、当該記事の筆者・舞田敏彦さんからDMCA違反の申し立てがありました。 DMCAとは「デジタルミレニアム著作権法」の略称で、今回の申し立ての内容は、当ブログが舞田敏彦さんの作成したグラフを無断転載している、というものです。詳細はLumenデータベースで確認することができます。 結論からいうと、批判的に言及を行ううえで正当な範囲において引用しているにすぎないので、舞田敏彦さんの申し立てには一分の理もありません。 そこでGoogleが著作権に関する処理を委託している非営利団体Lumenに異議を申し立てることにしました。最初は、オレ個人の名前で異議申し立てをしようかと
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