パソコン(PC)の遠隔操作事件で三重県警は19日、伊勢神宮の破壊予告事件で逮捕した男性(28)=その後釈放=と両親に、誤認逮捕を認めて謝罪した。 一連の犯罪予告事件では、4都府県の警察に逮捕された男性4人が誤認逮捕だった可能性が高まっていたが、正式に謝罪したのは三重が初めて。 大阪府警も同日、大阪市のホームページに大量殺人予告が書き込まれた事件で逮捕、起訴された同府吹田市の北村真咲さん(43)の誤認逮捕を認め、謝罪する方針を示した。大阪地検は同日、起訴を取り消した。 警視庁と神奈川県警も近く、誤認逮捕を謝罪する。 三重県警によると、男性を逮捕した伊勢署の栃木新一署長ら2人が19日午前6時50分ごろ、男性宅を訪問し「ご迷惑をおかけした」などと謝罪。男性は「逮捕されたことはショックだが、真犯人を挙げてほしい」と応じた。