Oracleが2005年に買収したSiebelのCRM製品を、既存のOracle製品や旧PeopleSoft製品、旧J.D. Edwards製品といかに統合するかについて概略を説明した。キーワード「現状維持」だ。 同社は、既存の製品ラインを当面は維持しながら、Project Fusionを通して統合していくという。 Oracleは現地時間6月13日、ロンドンで顧客やメディア向けの会見を開き、今後も4つのラインのCRMソフトウェアを同じ課金体系の下で提供していくと述べたものの、これ以上の具体的な情報は明かせないと述べた。 しかし同社は、Oracle-SiebelのCRM製品が「次世代Oracle Fusion CRMアプリケーション戦略の中核」になると述べた。 Oracleはさらに、Oracle E-Business SuiteとSiebel 、PeopleSoft Enterprise、J