前置胎盤とは? 胎盤が正常より低い位置(膣に近い側)に付着してしまい、そのために胎盤が子宮の出口(内子宮口)の一部/全部を覆っている状態を「前置胎盤」といいます。全分娩のおおよそ1%弱を占めています。通常、経膣分娩(下からのお産)では赤ちゃん→胎盤の順に出てきますが、前置胎盤では、胎盤が赤ちゃんよりも下(膣)側にあります。胎盤→赤ちゃんの順に下から出てしまうと、胎盤が出る時に大出血してしまい、また、胎盤が出た時点で赤ちゃんは「胎盤からの栄養が途切れ」「自分はまだ子宮内にいるから呼吸もできず」という状態になってしまいます。したがって、前置胎盤の場合には、ほぼ100%が帝王切開分娩です。 どんな人がなりやすいの? 前置胎盤がおこる理由はよくわかっていません。ただ、そのリスクはわかってきています。高齢妊娠、 喫煙者、多産婦、双胎、以前に子宮の手術を受けた(帝王切開、流産・妊娠中絶手術、筋腫核出)
「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」指針(案)に関するご意見の募集 について 本会は、「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」について、本会倫理委員会内に検討委員会を設置し、日本小児科学会、日本人類遺伝学会、法学・倫理の専門家も委員として加え、有識者からの意見聴取を行いながら、慎重に検討を進めてまいりました。 さらに11月には公開シンポジウムを開催し、広く一般の方からのご意見も聴取するプロセスを経たうえで、12月15日に検討委員会答申および「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」指針(案)を作成、公表いたしました。 この問題の重要性に鑑み、「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査」指針(案)(PDF 193KB)について、国民の皆様からパブリックコメントをいただきたく、下記のとおりご意見を募集いたします。 2.ご意見の提出方法 次のいずれかの方法にて、ご提出願います。なお、電話に
水道水について心配しておられる妊娠・授乳中女性へのご案内 平成 23 年 3 月 24 日 日本産科婦人科学会 平成 23 年 3 月 23 日(水曜日)東京都の金町浄水場の水道水に 1kg(1.0 リット ルあるいは 1000 ミリリットルに同じ) 当たり 210 ベクレルの放射性物質が含ま れていると発表されました。以下に、1kg 当たり 200 ベクレル前後の放射性物質 を含む水道水(軽度汚染水道水と表現します)を長期にわたって飲んだ場合の 健康への影響について学会の見解を示します。 1. 軽度汚染水道水を妊娠期間中(最終月経開始日より分娩まで)毎日(計 280 日間)1.0 リットル(1,000 ミリリットル)飲むと仮定した場合、妊娠女性 がその間に軽度汚染水道水から受ける総被曝量は 1,232 マイクロシーベル ト(1.232 ミリシーベルト)と計算されます。 おおよその母体被曝
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