健康づくりや習い事など自分磨きへの投資を促そうと、千葉市が検討していた「ひとづくり応援カタログ商品券」が、12月1日から販売される。券の利用期間も同日から。「一時的な効果」を狙う一般的なプレミアム商品券と違い、「継続的な効果」を期待するという全国的にも珍しい取り組みだ。 今年度、多くの自治体は20%程度のプレミアムを付けた商品券を発行した。千葉市も国・県の交付金を活用し、商工会議所などと連携して、20%のプレミアム付き「ちば得商品券」を11月末までの利用期間で販売した。今回のひとづくり商品券は「ちば得」と二段構えで準備を進めてきた。 一般的な商品券だけでいいのか。貴重な税金の投入を、一過性の物質的豊かさの享受だけで終わらせず、将来に生きる心の豊かさにもつなげたい――。「活力あるまちづくりは、人づくりにある」(市経済企画課)と考えたためだ。 スポーツジムなど「健康づくり」、介護職員研修など「