まだまだ忙しい日が続いて、書かなければいけない本の原稿がさっぱり進まない。 その上、今後はエンジンのお芝居(もうチケットは完売しているそうだが、私のパートはなるべく冗談と思って流してほしい)の稽古がみっちり入っていて、かなり大変だ。 さて、そんな中、ちょっとした取材を受けていて、ふと気づいたことがあった。 その取材のテーマでも、成績や能力より、人間性を重視したことが、子どもたちの間でスクールカーストを作るなど新たな問題を生んでいるという話をしたかったのだが、その話をしている中で、なぜ今の子どもたち、あるいは若者たちが今がすべてなのかということに漠然と感じていたことに私なりに納得のいく答えを出してみた。 つまり、学校で仲間はずれになること、会社でお一人様でいることに耐えられないのは、もちろん、愚痴を聞いてくれる親友がいないとか、勉強ができる仕事ができるより、人間性のほうが大切という価値観にも