斜陽の街のリフォーム 私の住んでいるのは、名古屋から北西部に快速電車で10分ほどの近郊の田舎街だが、更に快速で北に10分足らずのところに、岐阜市がある。 岐阜は繊維織物の地場産業で栄えた街で、昔はファッション関係や飲食関係も個性的な店が多く、かなり盛り上がっていたという。最盛期はよく知らないが、その後足を運んだことは何度かある。 ということで、今回は超ローカルな街の話。 こないだの土曜日、友人を訪ねて久しぶりに岐阜を訪れた。JR駅前は再開発の真っ最中で、見覚えのある建物が様変わりしていた。どこにでもある何の特徴も魅力もない地方都市の表玄関といった風情。 土曜の午後だというのにあまり活気がない。新しく出来た駅前ビルは、テナントが入らなくて閑散としているらしいし、メインストリートもシャッターを下ろしている店が目につく。ゆるやかに斜陽の街となりつつある印象を受ける。 金華山のふもと近くまで行くと