松尾匡のページ 08年1月14日 犯罪の九割は失業率で説明がつく (追記:1月16日, 再追記:1月17日) 続報あり。以下の分析結果には「誤差の系列相関」という問題がありました。続報ではその解決に取り組んでいます。 再追記:08年1月17日 下の方の昨日書いた追記で、管賀江留郎さんからいただいた批判のエントリーの中で言われていた、「警察がデータを操作したため相関する」という「説」について、管賀さんご自身の説であるように表現した一文がありました。私自身、本気で言われていることかどうかは疑わしいと思っていましたが、ネタと断定することもできず、ああいう表現になりました。 このたび管賀さんとのやりとりの中で、これが管賀さんご自身信じておられない、いわゆる「釣り」のネタであることが明らかになりましたので、当該の表現を削除して訂正します。管賀さんはこれがひとつの積極的主張として一人歩
_ [社会][在日・韓朝鮮]だからあいつらはダメなんだたしか去年だったと思うが、下の子が通う小学校から配られたプリントにこんな一節があった。「朝食を食べる子と朝食抜きの子では、食べる子のほうが成績がいいという統計があります。子供には毎朝必ず朝食を食べさせましょう」 統計のトリックに少し興味のある人なら、あー、またやってるよ、と思うに違いない論理展開である。おそらく、書いた人はこの文章の中にトリックが含まれているとは、まったく気づいてないと思うが。 まず、「朝食を食べる子と朝食抜きの子では、食べる子の法が成績がいい」という文章は、朝食を食べるかどうかと、成績の間に「相関関係」があるということしか言っていない。「朝食を食べるから、成績がよくなる」という「因果関係」ではないのである。 もっと具体的に考えてみよう。朝食抜きというのは、夜更かしの習慣が考えられるから、ほんとうに成績との因果関係がある
買ったときは平積みなんてしてなかったのに、読まない間に話題の本になってしまって、いつの間にやら50万部を越えて読まれちゃった新書「下流社会」ですが、正直なところ衝動買いするんじゃなかったなぁ、と。 この本を読むべき前に読む本は、言うまでもなくこの本 「下流社会」全体に言えるのは「○○なんじゃなかろうか?」という自分の考えが先行しており、それを元にアンケート結果を見て、適当な…という言葉を使うと、うまくできてるみたいになっちゃうんで、お粗末な説明がつけくわえられてます。 この世の中に「上昇志向のない下流階層」ができつつあることは、誰しもが肌で感じていますが、その原因も実状も、この本からはまったく理解することができません。 「下流社会」の半分以上は、カルチャースタディー研究所+○○(イー・ファルコンor読売広告社)のアンケート結果から、いろいろと「下」の方々の傾向などを書きつらねてありますが、
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