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ブックマーク / thoughts.asablo.jp (3)

  • 無縁死: 気がつけば82歳

    先日 NHKで放映された「無縁死」は随分大きな反響があったらしい。 私も敬遠したくなる題名だったが結局熱心に見て、考えさせられた。 人間、所詮は一人、どういう死に方でも死に変わりは無い、孤独死それも結構と割り切っていたつもりが、現実を見せられると動揺した。 寂寞たる思いは理屈じゃない。 昔はそれを避けるため親類縁者の付き合いに気を遣い、地域社会から排除されなように義理を尽くし、階級制度に甘んじ、会社で嫌な事も我慢し、自分の国のためにもつくした。 子ども連れで親戚を訪れるのは日常の恒例だった。 親が早世すれば、そこの子どもは親戚が手分けして成人するまで面倒を見るのが当たり前だった。 敗戦を境にして若者の意識は変わった上に発言権が強くなった。中年以上、ことに高齢者層は「民主主義の世の中になったのだから」の言葉に押さえられて何も言えなくなった。 窮屈なしがらみは避けられ、能力主義で落ちこぼれれば

    yuco
    yuco 2010/02/05
  • 気がつけば82歳

    パソコンの不調で低迷していたけど、やっと何とか再開です。 車で何度も見にきてくれて、直してくれた家人に感謝でイッパイ! 貼付写真は気が付けば、95歳の誕生日も過ぎました。 誕生日には、少し遠い家人宅に泊めてもらってお祝いを。 車で、夫の定年後に移り住んだ湘南の懐かしい家の跡や馴染んだ景色の中を走ってくれて、嬉しくて涙が滲みでた。 彼が健在なら喜んだだろうに〜 生来の怖がりで外出を控えていたら、すっかり脚が弱りました。 不精しないで努めて歩かないと思ったら、もう梅雨空みたい。 でも 家でやるべきことも山積みです。 嬉しいコメントをイッパイ戴いたまま失礼してて御免なさい。 明日から頑張ります。 添付写真は家族からの嬉しい誕生日カード。

  • 生き甲斐: 気がつけば82歳

    最近「何をする意欲も湧かなくて」 という言葉を二人の友人から聞いた。 一人は私より10歳以上若い。 その翌日ひとり言のように呟いた友人は7歳年上だ。 「何言ってんのよ」と笑い飛ばしたが、正直に内心を見つめれば何をしても所詮は儚いと思う自分がいる。 社会や家族に責任があり貢献もしている年齢の時はささやかな自負も持てて夢中で過ごせた。 現役を卒業すると、これまで時間的に出来なかった旅行趣味の楽しみが待っていた。 しかし老齢とは残酷なものだ。 身体機能の衰えは先ず足腰に来るから旅行は勿論、散歩も億劫になる。 眼が悪くなるから読書量が減る。記憶力が悪くなるからテレビに出てくるタレントの名前を度忘れしてイライラする。 残された年数を考えると何をやっても空しいと感じるのは当然だろう。 になる材料ばかりだ。 それでも思う。 この世に生を受けたことは奇跡だ。 宇宙の誕生から地球上の生命の出現、進化、人

    yuco
    yuco 2009/09/15
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