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ブックマーク / nuc.hatenadiary.org (21)

  • 焼き鳥屋で刑法学者と意気投合してコインハイブ事件について書き出すだけの難儀なお仕事 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    JavaScript仮想通貨を採掘するコインハイブというライブラリがありました。 コインハイブ事件というのは、この仮想通貨をマイニングするプログラムコードを自身の管理するウェブサイトに設置したところ、不正指令電磁的記録保管罪(刑法168条の3)に問われたというものです。 このコインハイブ事件に関して、「アプリ開発の実務を踏まえた不正指令電磁的記録に関する罪の一考察 -コインハイブ事件を契機としてー」というタイトルで千葉大学の紀要に書き、千葉大学のページ上で PDFでも公開されました。 https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900119535/S09127208-36-1-P056.PDF https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900119535/ 内容に入る前に、まずは、この事件に関わっている、被告人、弁護士、

    焼き鳥屋で刑法学者と意気投合してコインハイブ事件について書き出すだけの難儀なお仕事 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
  • Twitter で医師を拾ってきて Google のソフトウェアエンジニアにするだけの簡単なお仕事 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    はじめに 「【転職エントリ】Googleに入社します|Lillian|note」という、医師から未経験で Google のソフトウェアエンジニアになった記事があります。 note.com 私は、この記事に出てくる「とある元 Google のソフトウェアエンジニア」で、面接の対策を立てました。 記事が出た当初から大反響で、私もそれなりの反応を見まして、いろいろと誤解されているなあ、と思う一方、アドバイザーはあくまでもアドバイザーだから、アドバイザーとして知りえた情報については、口をつぐむべきだと思っていました。 ただ、あまりにも誤解されており、悪影響が大きく、犠牲者も多くなってきたと思ったので、許可を得て簡単に背景を書いておこうかと思います。 これはあくまでもアドバイザー側からどう見えていたかを書いておくものですが、医学部卒だけでも3,4人 GoogleAmazon に入っていったおぼ

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  • 放射性物質 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    見えないから怖い。←改めて読んで書き足そうとすると何が言いたいかがさっぱりわからん。 たぶん、下のようなことを述べようとしたのだと思う。 点形状のエネルギー源から出たエネルギーは、空間を伝播すると、その強度は距離の二乗に反比例して観測されます。 これは球体の表面積から考えればすぐにわかることなのですが、この当たり前の知識が体得できていれば、騒音おばさんの住む住宅の隣より、三軒先の方が騒音レベルが劇的に低下するだろうし、放射性物質からある程度の距離を保っていれば(電磁波だけなら)、まあ安全だろうと考えるわけです。 ところが、そういう当たり前の基礎がまったく無い。 危ないものは離れてもやっぱり危ないと思うので、そういうものは排除しよう、存在を否定して、叩いておかなきゃ、という思考に達するわけです。 「どのくらい離れればいいのか」っていう考えは無いのでしょうかね? from 最近の科学ニュース記

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    yugui
    yugui 2007/10/18
    "放射線に限らず危険物は「穢れ概念」として理解されている"
  • タリバンと麻薬 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    http://d.hatena.ne.jp/uumin3/20070725#p3 http://d.hatena.ne.jp/uumin3/20070724#p2 私はタリバンが麻薬売買によって活動資金を作っているという話を聞いたときから、彼らに同情的にはなれません。 という記述を見て少し考えました。 小熊英二の「民主と愛国」によると、中国共産党を除く軍閥(国民党や日軍を含む)は麻薬を資金源としていたようです。 そして、当時の日軍の麻薬政策に批判的な日人の文章を引いているのですが、小熊さんは現代の感覚に歪められていないのだろうか、と思ったのです。 つまり、酒やタバコに対して麻薬がどの程度悪だと「その当時」されていたのか、という点で逆に誤解がありそうだということです。 アヘンを赤ん坊に呑ませる習慣はイギリスでも19世紀まであった記憶があります。 少なくとも産業革命後の労働者階級の風習と

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  • オラクル - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    不完全性定理によれば、有限の規則ですべての定理の真偽を決めることができない。有限の記号操作では、と言い換えてもいいだろう。 しかし、数学的な意味でのプラトニストは、正しい(それはもちろん有限の規則で作られない)世界が存在していると考えているようだ。 私は大学に入ったころはプラトニストだったのだが、今はどちらかというと形式主義者になったが、それはまた別の話。 さて、次のような物理的なデバイスを考え、オラクル(神託)と名づけよう。 ある方法で定理をコーディングして(それはスピンのアップダウンの列かもしれない)入力すると、その真偽が返ってくる。 経験上、返ってくる定理は相無矛盾。 このオラクルは神の存在を示しているといえよう。少なくとも有限の記号操作以上のことができる何かがいることを示しているのだから、これを神と呼んでも差し支えはないだろう。 そして、数学という学問がある意味で終焉する。なぜなら

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  • 形式主義者 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    http://d.hatena.ne.jp/nuc/20051204/p1 異星人と数学 ある数学者に「数学は人工物か、それとも自然に存在するか。」と尋ねた。そのときに、僕が述べた持論は「この宇宙の外に、十分に単純だが複雑な構造を持つ数学というものがあって、そしてその影がこの世界に揺らめいていると思うのです。」のようなものであったと思う。幼い頃からの付き合いとはいえ、えらく大上段(?)に構えたものだ。 そのときに、彼は、「うん。僕は人工物だと思う。」とそう答えた。「だが、数学者として信じねばならないことは、もしもこの宇宙のどこかに高度な文明を持った異星人がいるならば彼らも全く同じ数学を持っていることです。」といわれて、ああ、そうか、と思った。 でも、今はそうでもないかもしれないと思われる。彼らは、驚くほど奇妙な公理系を使っているかもしれない。あるいは彼らは我々よりも非常に賢いがゆえに、あま

    形式主義者 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    yugui
    yugui 2007/05/19
  • 非構成的 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    多項式時間での解法が存在することが示されているにも関わらず、それを実際にどうやったらいいか分からない問題がある、という話を聞きました。グラフの一部をくっつけて簡略するマイナーという操作によって閉じているグラフの族に属しているかは、有限個の禁止マイナーのどれかを持つか否かと同値になるそうです。が、非構成的な証明なので対応する禁止マイナーが何かは分からず、結果的に解法の存在は分かっていても、具体的な手続きは分からないのだそうです。

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    yugui
    yugui 2006/09/03
  • 理想論 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    私は理想論に終始して現実的に何も生まない意見を見るたびに、こう思う。 理想を掲げるならば、優れた研究者になるように努力してその成果を世に出せばいい。それもせずに騒いでいるのは、他を哀れむ余裕のある自分を楽しんでいるだけだ、と。

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    yugui
    yugui 2006/07/30
  • 信教の自由 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    BluE-pInk氏の議論がおかしいと思ったので、ちょっと突っ込んでおく。少なくともこれでは引き出したいものだと思われるものの否定しか引き出せない。 http://d.hatena.ne.jp/BluE-pInk/20060723/1153574963 (snip) ともかく私はuumin3氏ほど「宗教リベラル」(笑)ではないが、無宗教主義の押し付けはあってはならないと考えている。 信教の自由が守られるにはまず偏見を持つ自由が守られなきゃいけない。 (snip) あるエセリベラル(ヘタレサヨク)教師Bの場合。彼は中学校で歴史を教えてる。 (snip) 「いいですか。宗教は皆同じです。(snip)どれが優れていてどれが劣っているなんてないんだよ。異端も正統もない。(snip)」 これを聞いた生徒Cは腸が煮えくり返る思いを感じた。(はぁ、何でキリスト教が法の華みたいなエセ宗教と同じなんだよ。イ

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  • template - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    Haskell はほとんど電卓代わりなのに、なぜか Haskeller にされている。好きな言語ですけれども、よく知らないのでストーカーのような。 それで、遅延評価のよいところを聞かれて、とりあえず、有名な fib を挙げる。 fib = 1: 1: (map (uncurry (+)) $ zip fib (tail fib))それに対して、C++template だと自動的にmemo化されるから高速だよね、という話が、でてくる。 #include<iostream> using namespace std; template<int n> class fib; template<> class fib<0>{ public: static const int x = 1; }; template<> class fib<1>{ public: static const int x

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  • ゴミ箱の定理 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    蓋付のゴミ箱、というのがあるだろう。 そのうちでも蓋が垂直になっていて、前から押して隙間を作って、ごみを入れるタイプのものに関してあることに気がついた。 ゴミ箱に向けてゴミを投げつけて入る条件は、ゴミの重さを M 蓋の重さを m (ここでは運動量÷速度)として、反発係数を e として、me < M で速度によらない。 小さなゴミをできるだけ力いっぱい蓋に向かって投げつけるという行為を二度行なった後、これによって、その行動は中止された。 危なくこれにしばらく興じるところだった。

    ゴミ箱の定理 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
  • permutation - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    http://d.hatena.ne.jp/qqqlxl/20060624/p3 (□□-□)/(□□-□□)=15 なる小町算。 □には2,3,4,6,7,8,9が入る。 というのがあります。 これを C でキレイに組みたいのですが、どうやるんでしょう? う〜ん。素直に再帰で書きますか。 #include <stdio.h> int data[7] = {2,3,4,6,7,8,9}; void swap(int *a, int *b) { int temp; temp=*a; *a=*b; *b=temp; } void rec(int* f, int n, void(*r)(int*)) { int i; if(n<=0) { r(f); return; } for(i=0;i<n;i++) { swap(f+i, f+n-1); rec(f,n-1,r); swap(f+i, f+

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  • マイスナー効果 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    水が反磁性であることとマイスナー効果を利用して(だと思うんだけれども)、カエルを浮上させていたが、あれを一度体験してみたい。 体の各所が力を受けているので、恐らくつらくはないはずだ。 ついでに、将来の乗り物はあれによって安全確保をするのではないだろうか。 人間が強い力に耐えられないのはベルトに力が集中するからで、だから全水分子が力を受けているならば、急加速しても安全なはず。 ということを英語で書いておいたら、将来なんかもらえるかも。特許取ろうとしたときに無効になったりして。

    マイスナー効果 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
  • 白のカピバラの逆極限 S144-3 - Sシュレディンガーの猫

    Je le vois, mais je ne le crois pas. (私は見る、しかし、信じられない) カントール(を証明した) 僕だって、実験事実さえなければ信じないさ。量子論なんて。人間が考ええたどんないかれた宗教よりもずっと斬新なことを言っている。そして、その予言は恐ろしいほどの精度であうのさ。 id:nuc:20060608:p4 シュレディンガーの みたいな記事を書くと、当然のように突っ込まれるわけです。 id:qqqlxl:20060610:p2 ネコ id:a-ki_room:20060610:1149957486 シュレネコ あと、上の括弧内の説明で分かってもらえる気もしないけど、nucの説明でも無理じゃあないかな。何か(一般人との間に)トビがありそうだ。シュレネコ ・・・え、これでわかってくれるの?? さすがに無理でしょう。 この説明では、 「なにを言いたいのかさ

    白のカピバラの逆極限 S144-3 - Sシュレディンガーの猫
    yugui
    yugui 2006/06/13
    「僕だって、実験事実さえなければ信じないさ。量子論なんて。人間が考ええたどんないかれた宗教よりもずっと斬新なことを言っている。そして、その予言は恐ろしいほどの精度であうのさ。」
  • 不動点 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    型付ラムダ計算 それと型がつけられるかということがどうも正則性公理と関わっている気がして、この公理ってないほうが楽しくないかな。 と書いたら くるるさんから正則性公理 にお返事をもらった。 むしろ言及したいのは「この公理ってないほうが」の部分でありまして。正則性公理がある意味adhocな公理であることは間違いないです。そして、そのことを攻撃するのは論理的には全く正しいし、ない方が楽しいかもねと言われればおき得ることの範囲が広がるんだから確かにそうかもしれないとしか言いようがありません。 ですが、正則性公理が現代集合論ではとても強力に使われていることだけは主張しておいたほうが良いかと思います。 それは確かに分かるのですが、「ZF のモデルが標準モデルと同型になる条件が無限降下列の非存在」とか、いかにも正則性公理が adhoc であることを示しているように見えませんかね。あ、正則性公理なかった

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  • GCC extensions - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    gcc 拡張 id:namasute0 氏に gcc 拡張といえば? と聞いたところ、({}) と nested functions だったので、それをちょっといじった。 #include int (*k(int x)) (int) { return ({int f(int y){return x;}f;}); } int main() { int (*f)(int) = k(5); int (*g)(int) = k(7); printf("%x,%x,%d\n",f,g,f(3)); return 0; } $ gcc -Wall gccext.c $ ./a.out bfedf620,bfedf620,3 なんで 3? O をつけてコンパイルすると segmentation fault。 $ gcc -s gccext.c で確認 .type f.0, @function f.0:

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    yugui
    yugui 2006/06/03
    Cでclosureの試み。
  • 型付ラムダ計算 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    http://d.hatena.ne.jp/nuc/20051003/p1 に (f, g) (a, b) = (f a, g b) となるべきだと書いた。ようするに、圏論の積ですよね。 それを拡張して http://d.hatena.ne.jp/nuc/20060424/p4 で、データ型を定義するときに、何をったときには何、のようなことになっていても問題はない。 3 f = f.f.f とか。楽しそうではないか。 で、今日問題点に気がついて、それは型が付けられるならば計算が止まるというのが成り立たなくなるところにある気がした。 しかし、haskell でも、どうせ型が拡張されていて整理治していないんだからいいじゃないのと。 それと型がつけられるかということがどうも正則性公理と関わっている気がして、この公理ってないほうが楽しくないかな。 追記:2006/06/08くるるの数学ノート 正

    型付ラムダ計算 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    yugui
    yugui 2006/05/27
    型と正則性公理の関係?
  • 非可測 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    選択公理を認めないと非可測集合が存在しないとしても矛盾がないんですか、ということを聞かれた。 ZFに加えて選択公理を仮定すると非可測集合が作れる、というのは、区間[0,1)を差が有理数であるようなものを同一とみなすような同値類で割って、選択公理でそこから元をひとつずつ取り出すと、これは非可算だけれども有限個集めても[0,1)を覆えない。 ここで唐突にエヴァの永久機関機関はバナッハ・タルスキーの逆理を使っているという記憶があったが、公式設定にはないようで、どうやらmystery of S2-system/organ が僕の記憶の元らしい。永久機関なんて物理法則に矛盾するに決まっているのだからバナッハ・タルスキーにするのはセンスいいなあと思ってたのだが違ったのかな。 それでだ。話を戻すと、決定性公理(AD)というものがあって、ZF+ADではの中のすべての集合が可測になることが示せる。もちろん

    非可測 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    yugui
    yugui 2006/05/22
    可測集合、ZFC、S2機関の原理
  • たらいまわし関数 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    たらいまわし関数は if x < y then y else if y < z then z else x になるらしい。 その停止性は? http://www.kmonos.net/wlog/60.html#_1445060501 あたりから少し考えて、 max(x,y,z), x-y, 何かわかんないもの(z-y)あたりで示せるかと思ったが考え込まなくってよかった。相当難しかったようだ。

    たらいまわし関数 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3
    yugui
    yugui 2006/05/04
  • 自由意志 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

    自由意志がないと法律でさばけないという思考が分からん。誰か教えて。

    自由意志 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3