ある型 T があって, T のオブジェクトが const 修飾されているならば,そのオブジェクトに対する(const_cast をはじめとする const 性除去の構文を除く)あらゆる有効式がそのオブジェクトに関してスレッドセーフである,っつー性質を考える. この性質は,言い換えると,あるスレッドが const 修飾された T のオブジェクト,もしくはそれへの参照・ポインタを持っていた場合,そのスレッドはどう頑張ってもそのオブジェクト,もしくはそのオブジェクトが直接・間接に参照するオブジェクトに対する (Readers/Writer Lock の文脈でいうところの) Reader にしかなれない,というもの. この性質は,さらに言い換えると, T に対する const 修飾が単に論理的な定数性だけではなくて厳密にビット列の定数性を保証する,というもの. C++ では,オブジェクトに対する