2020年8月31日のブックマーク (1件)

  • グローバル化と人口増大がもたらす民主主義の危機

    人口が多くなると政治に意見が届きにくくなる 一般論として、ある決定に関わる人が多くなると、その決定に自分の意見が反映される可能性は下がる。1人で決めるのであれば自分の意見が100%通るが、人数が増えれば決定に含まれる自分の意見は人数分の1に薄まる。それは政治でも同様で、「一票の格差」でも問題になる通り、基的には人口が増えれば一票の価値は薄まって行く。十分な納得を引き出すために、例えば個々の発言時間を保証したりすれば、決定への関与人数が増えるごとに手間や時間も増える。特に政治のような大集団での決定では、そのような発言時間保証をすれば一つのことを決めるのに数年かかるという、非現実的な数字になるだろう。 ダールとタフティ(1973)1によれば、このような議論は直接民主制であった古代ギリシアからあった。例えばプラトン、アリストテレス、アテナイのグラウコンなどが民主制が機能する人数の上限や最適規模

    グローバル化と人口増大がもたらす民主主義の危機
    yuiami
    yuiami 2020/08/31
    citizen effectivenessは人口が8k程度の時にもっとも高い(ダールとタフティ)。人口増→政治家のエリート化、タレント化。住民の信頼が必要な事案には、コミュニティを小さくすることが有効(柏市の農作物測定の例)