株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
シンガポールを本拠にイノベーション支援を行うアンソニーは、アジアにおけるイノベーションの大きな可能性にたびたび言及している。しかしその可能性を顕在化させるには、3つの意識改革が必要であるという。 私は過去3年間にわたり、「アジアは世界のイノベーション基地として台頭している」という考えを語り続けてきた。2010年初めにシンガポールに移り住んだのも、それが大きな理由だ。2011年の終盤にはこの連載で、「世界のイノベーションのエネルギーがアジアに集まってきている。この傾向は明らかであり、継続的であるように見える」とも書いた。 いまでも引き続き楽観はしているが、アジアがそのポテンシャルを現実のものとするには、現実的なハードルを越えなければならない。そのうちのいくつか、たとえば時代遅れのインフラや、十分に機能していないリスク資本市場などは、わかりやすい問題なので詳しく説明する必要はないだろう。もっと
(CNN) インド西部のグジャラート州を2001年に巨大な地震が襲った。2000人が命を失い、40万人が家を失い、数え切れない人たちが仕事を失った。 そんな中、1人の若い起業家が全てを失いながらも、立ち直るための革新的な方法を見つけ出した。マンスークバーイー・パラジャパティさんは、低価格の陶器製の冷蔵庫を設計した。これは電気を必要とせず、大規模な災害や停電といった出来事があっても稼働し続けることが可能だ。 パラジャパティさんの発明は、インドでブームとなりつつある「フルーガル・イノベーション」の代表例の1つだ。フルーガル・イノベーションとは、たいていは必要に迫られながら、問題に合わせて調整されたテクノロジーを活用して身近な課題を金をかけずに解決するための発明を指す。 技術革新の促進について活動している英慈善団体NESTAは昨年、インドにおけるフルーガル・イノベーションについての報告書を発表し
新経済連盟は4月16日、新経連サミットを開催した。日本や欧米を代表するインターネット業界の起業家や技術者が集い、日本経済の今後やイノベーションなどについて語りあっている。 午前9時から始まった第1のセッションは、「破壊的なイノベーションとは何か?」をテーマにGoogle上級副社長のアンディ・ルービン氏、Square共同創業者・CEOでTwitter共同創業者のジャック・ドーシー氏、Pinterest 共同創業者のベン・シルバーマン氏、Atomico CEOのニクラス・ゼンストローム氏が登壇。それぞれがプレゼンテーションをしたのち、楽天代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏がモデレーターを務めるパネルディスカッションが繰り広げられた。ここではパネルディスカッションの様子をレポートする。 三木谷氏:アンディさん、Androidは世界で成功していますが、日本に注力しています。日本で成功するのは難
上手くいかなかった時に、「誰の責任なのか」「何が原因なのか」と犯人探しの名探偵か、裁判官の判事のような行動をとる人がおられます。「お客さんは大丈夫か」「自分に責任はないのか」というのが後回しになっているのです。それが、経営層やエグゼクティブ・リーダーであれば、社員や部下はたまったものじゃありません。能力を引き出すこともできず、「まだまだ絞れ」「もっとドライブを掛けろ」に拍車がかかります。これでは、近視眼的な経営であり、「明日のコトは明日決める」「明後日のことは部下が決める」という状態になってしまいます。「なぜ」と言いたくなったら、この記事を思い出してください。きっと、周りが変わり始めますよ。 2言目には「なぜ」「どうして」 企業では、「なぜ」「どうして」が飛び交います。予算がオーバーした時、トラブルが発生した時、納期が遅れそうになった時。その他、色々な場面で飛び交っています。もうウンザリで
2012.11.21 WED 伊藤穰一と小林弘人が語る、オープンイノヴェイション時代の個人と企業のあり方 MITメディアラボ所長の伊藤穰一、1994年に『WIRED』日本版を創刊したインフォバーンCEOの小林弘人。その両者が語る、インターネットがもたらしたオープンイノヴェイションの変遷と未来。人々のボーダーレスな参加がもたらす、モノやサーヴィスの新しい価値づくりをテーマとするメディア、コタスより転載。 伊藤穰一 | JOI ITO MITメディアラボ所長のほか、クリエイティブ・コモンズ会長などの要職を兼任。Mozilla Foundationなど、非営利団体の役員も務める。また、米国・シリコンヴァレーを中心に、TwitterやFlickrといった有望ネットヴェンチャー企業の創業や事業展開を支援してきた。インターネット黎明期から「共創」によるオープンイノヴェイションの時代の到来を予期してき
ボーダレスに生きる日本人起業家の 人生が動きだす、世界の眺めかた 国境にとらわれることなく自由に、ボーダレスに活躍する日本人起業家たちのメッセージを隔週でお届けします。世界をどう眺めれば、人生は面白くなるのか、毎日がワクワクするのか、大胆な人生を歩んできた方々にそれぞれの人生を振り返ってもらいながら、日本の若者に向けてメッセージを送っていただきます。 バックナンバー一覧 10年前、エリート眼科医の道を捨て、アメリカ・シアトルの自宅地下室でバイオベンチャー〈アキュセラ〉を設立した窪田良さん(45歳)。自己資金100万円からスタートした同社は、これまでに投資家やパートナー企業から100億円を超える資金を集め、欧米で失明原因トップの眼科疾患、加齢黄斑変性の新薬開発を進めている。 どうすればイノベーションを起こせるのか? その問いを自問自答し続ける窪田さんの目を通して見えてくる、世界を変えるための
誰かに興味を示したら、相手もあなたに興味を示す――これは当然のことですよね? Joel Gascoigne氏は、互いに興味を持ち続けることの大変さを語っています。 彼はある時、理容室に行くことにしました。そこで、これまで髪を切りに行った中でおそらく最高の時間を過ごすことができました。 この理容室にはこれまでも何度か行ったことがあり、いつも髪を切る前にシンクで髪を洗います。椅子を回転させ、洗面台の方に体を傾け、洗面台のへりに首を乗せて後ろに倒れた状態で髪を洗います。洗面台は、明らかに首が乗せやすいようにデザインされています。 しかし面白いことに、この日の担当の女性は、いつもとは違う洗い方をしたのです。筆者たちが楽しくおしゃべりをしていると、彼女は椅子を立てたまま筆者の髪を洗い始めました。これがすごく気持ちよく面白い感覚だったので、どうしてこんな風にしたのかを聞いてみました。それが今回の「最高
1971年東京都生まれ。慶応義塾大学卒業後、ジョージワシントン大学大学院に進学(パブリックマネジメント専攻)。ワシントンDC市政府、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)を経て、NPO法人ETIC.に参画。 2001年より日本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を開催するなど、国内の社会起業家育成・輩出に取り組む。2005年、北米を中心に展開する社会起業向け投資機関「ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)」東京版を設立。2009年、世界経済フォーラム(ダボス会議)「Young Global Leader」に選出。2010年鳩山政権時、内閣府「新しい公共」円卓会議委員。2011年より、東京都文京区新しい公共の担い手専門家会議委員、など。現在、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特別招聘准教授。2012年秋より、日本財団国際フェローとして、米国スタ
ホワイトハウスの「社会イノベーション・市民参加局」新ディレクターに社会起業家が就任、「インパクト・エコノミー」を推進 アメリカの行政府であるホワイトハウスに「社会イノベーション・市民参加局」という部局があることをご存知でしょうか? オバマ政権の肝いりで2009年に新設されたこの局の2代目のディレクターに今年の9月に就任したのは、ジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)氏、41歳です。 アメリカのメディアでもあまり大きくは報道されていないこの人事ですが、社会的課題に取り組むオバマ政権の今後の方向性を窺い知る兆しとして、また社会起業家としてあらゆるセクターで実績を持つグリーンブラット経歴を知るにつけ、非常に興味深い出来事であることを感じます。 『社会イノベーション・市民参加局』(Office of Social Innovation and Civic Parti
暗黙知と形式知の相互作用による知の創造プロセスをモデル化し、ナレッジマネジメント(知識経営)の世界的第一人者として知られる野中郁次郎・一橋大学名誉教授──。 その野中氏が、本来持っていたイノベーションのDNAを失い、国際的な競争力を低下させ続けている日本企業の現状を憂慮。イノベーションの創出力を取り戻すための方策を緊急に説く。 野中氏による緊急特別講義を、同氏とともにイノベーションの事例研究に取り組み、『イノベーションの知恵』(日経BP社)などの共著を世に送り出してきたジャーナリストの勝見明氏が書き下ろしでお届けする。 最終講となる今回は、日本発のイノベーションモデルを取り戻すカギを握る「身体性の復権」とその方法について、企業の実践例を交えながら明らかにする。 企業活動における大きな流れとして、「身体性の復権」が始まろうとしている。身体と身体で触れ合い、向き合うことの大切さを再認識する傾向
個人の成長を促進するツールとして 人が成長するために必要なことはなんであろうか。学力か、記憶力か、話術か、英語力か、MBAか。これらはあって決して困るものではないが、成長やキャリアアップのための要素に過ぎない。人が成長するために、最も必要なこと。それは自身にとって、「凄い」と思える人との出会いである。 今多くの社会人や、そして日本そのものも低迷に喘いでいるのは、自身にとって目指すべきロールモデルを見出せずにいるからだ。身近にロールモデルが存在しない。目指すべき方向を見出すことができない。初めに進むべき1歩がなかなか決まらない。ゆえに、その場にとどまり低迷している気持ちとなる。 200人。とある人類学者がこんなことを研究発表している。人が人足らしめるには、1日200人の人と会う必要がある。人間性を養うには、1日200人との関わりが必要なのである。関わると言っても、見るだけも良い。髪型を見る。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く